ドジャース・ロバーツ監督が語る理想の先発ローテーションとパドレス攻略法

ドジャース・ロバーツ監督の独占インタビュー

新しいテレビの形を提案する「ABEMA（アベマ）」で、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督への独占インタビュー『おはようロバーツ』が放送されました。昨シーズン、ドジャースをワールドチャンピオンに導いた名将が、今季の理想の先発ローテーションや宿敵サンディエゴ・パドレスとの対戦方針を明かしました。

先発ローテーションについて

ロバーツ監督はインタビューの中で、ドジャースの先発陣について「エースは3人いる」と発言。山本由伸選手、ブレーク・スネル選手、そしてタイラー・グラスノー選手をエースと称え、それぞれの実力を高く評価しました。特に由伸選手については、「初球ストライク率が高いことが強み」とし、バッターに対して早い段階で優位に立つことができると語っています。

また、ロバーツ監督は「カーショーや（佐々木）朗希選手、大谷翔平選手の存在も」と言及し、翔平選手の完全復帰があれば、「理想のローテーションが完成する」と期待を込めました。投手陣の強化が、今後のパフォーマンスにどのように影響するのか、注目が集まります。

パドレスとの対戦戦略

一方、ライバルチームであるサンディエゴ・パドレスの攻略法にも話が及びました。新加入の最速167キロを誇る守護神、メイソン・ミラー選手を含む強力なブルペンの存在について、「7回まではリードを保てるよう采配を行う」としました。このような具体的な戦術は、ロバーツ監督の緻密な試合運びを物語っています。

「パドレスには強力なクローザーがいるため、リードできなければ厳しい戦いになる」とのこと。そのため、序盤からのリードが重要だとし、「手堅く勝っていきたい」と強い意志を示しました。さらに、答える中で「直接対決では熱い戦いになると思う」とも語り、ファンに向けて激闘を期待させます。

仲間の支え・捕手との相性

インタビューでは、捕手との相性も重要視されました。特にダルトン・ラッシング選手の役割について、「若手ながらも打者の考えを読み取ることができる」と評価。山本選手との相性が良いことが、彼のピッチングにどのように寄与しているかがわかります。「ラッシングのリードがうまく機能すれば、試合の流れも変わる」と監督の言葉には、選手たちへの信頼が感じられます。

今回の『おはようロバーツ』では、これらの話に加えて、2017年に共闘したダルビッシュ有選手とのエピソードも紹介され、視聴者にとっても興味深い内容が満載です。現在、放送は無料配信中ですので、ぜひチェックしてみてください。