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新レーベル「双葉社文庫パステルNOVEL」始動！

株式会社双葉社が新たに立ち上げた「双葉社文庫パステルNOVEL」が、5月14日に印象的な2冊をリリースします。本レーベルは、10代をターゲットにしたライト文芸で、今後の成長が期待される新しいラインです。今回はその第一弾として、永良サチ氏の『掌から伝わる【好き】について。』と、小春りん氏の『涙が咲かせた花はちらない』の詳細をご紹介します。

『掌から伝わる【好き】について。』

あらすじ

高校1年生の足立萌香は「好き」の気持ちを視ることができる特殊な力を持っています。この能力を持ったことで、彼女は友人たちの恋愛相談に乗る一方、自分自身の恋愛に向き合うことになります。しかし、興味深いことに、クラスメイトの関谷琉己に触れても彼女の「好き」は見えません。過去にトラウマを抱えた萌香は、周囲の恋愛に振り回されながら、ようやく自己成長を果たしていきます。物語は、彼女が真の「好き」に気づく過程を描いており、涙あり、感動ありの青春ストーリーとなっています。

作品の魅力

この作品は、恋愛の面白さや人との繋がりの重要性を再認識させてくれる内容です。萌香の成長を通じて、読者自身も「好き」という感情の深さを考える機会となることでしょう。また、中村至宏氏のイラストが本書を華やかに演出し、物語の世界観に引き込んでくれることでしょう。

『涙が咲かせた花はちらない』

あらすじ

もう一つの作品『涙が咲かせた花はちらない』は、高校2年生の彰が主人公です。彰は「無害な存在」として平凡な日常を送っていますが、クラスの中で「学校一イタい子」と呼ばれる花ヶ瀬有栖との出会いが彼の人生を変えます。有栖が閉じ込められているのを助けたことで、彼は彼女との文化祭を企画することになります。共に過ごす中で、互いに少しずつ心の距離を縮めていきますが、有栖には秘密があり……。

作品の魅力

この物語は、夢や目標を追うことの難しさや友情の深さ、そして成長の過程を描いた作品です。彰と有栖の関係がどう発展していくのか、読者はハラハラドキドキしながら物語を楽しむことができます。シリーズのコンセプトにぴったりの作品構成が特徴で、心温まる結末に導く様子も多くの人に共感されるでしょう。

終わりに

「双葉社文庫パステルNOVEL」の新作は、青春と恋愛、友情をテーマにした2作品。若い読者に向けた感動的なストーリーは、きっと彼らの心に響くことでしょう。これからの展開にも注目したいレーベルです。5月14日、ぜひ手に取ってみてください。

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