エナガのくらし重版
2025-07-28 09:12:59

第72回産経児童出版文化賞受賞の絵本『エナガのくらし』が重版決定!

写真絵本『エナガのくらし』が重版決定



株式会社文一総合出版から出版された写真絵本『いつも仲間といっしょエナガのくらし』が、昨年受賞した第72回産経児童出版文化賞の産経新聞社賞を受けて、好評につき重版することが決定しました。この絵本は、2024年10月11日に書店で発売される予定で、価格は2200円(税別)です。

エナガの魅力を描く



本書は、身近で観察可能な野鳥であるエナガの一年間をテーマにしています。エナガという小鳥は、約13〜14センチの大きさで、ふわふわの羽毛に覆われた可愛らしい姿が特徴です。特に長い尾羽が目を引き、柔らかな色合いの羽と黄色いアイラインがチャームポイントです。エナガは公園や住宅地でも見ることができ、その生活を知ることで、自然への理解が深まることでしょう。

この写真絵本では、エナガの巣作りやヒナの成長などの貴重な生態写真を数多く収めています。これまで観察することが難しかった貴重なシーンが多数収録されており、自然の偉大さや命の大切さを子供たちに伝える内容になっています。

絵本作家と写真家のコラボ



文章を担当するのは、絵本作家の東郷なりさ氏。彼女は東京農工大学環境学部を卒業後、イギリスで絵本や児童書のプロを学び、数々の賞を受賞しています。写真は、自然写真家の江口欣照氏が撮影したもので、エナガの豊かな生活を捉えています。二人は、この書籍を通じて「仲間と共に生きる」エナガの姿を丁寧に描写し、小学校中学年向けの教材としても使われています。

エナガの特徴



エナガは、常に群れを成して行動する習性があります。仲間と一緒に動くことで効率的に餌を見つけたり、捕食者から身を守ったりします。このような命のつながりを子供たちにも理解してもらうために、本書では彼らの社会的行動に焦点を当てています。読者はエナガの生活を通じて、自然界の相互作用や協力の重要性に気付くことでしょう。

受賞の喜び



第72回産経児童出版文化賞授賞式では、秋篠宮妃紀子さまが出席され、作品にふさわしい贈賞式が行われました。受賞者である東郷氏と江口氏、そして文一総合出版の編集者がこの場で喜びを分かち合い、記念写真を撮影しました。

この絵本は、北海道の指定図書にも選ばれ、さらに2025年度には全国学校図書館協議会による選定図書にも認定されています。

本書を通じて学ぶこと



『エナガのくらし』は、単なる生態写真の集まりではなく、子供たちに自然の尊さや命のつながりを考えさせるきっかけとなる一冊です。特に小学生から大人まで、幅広い年代が楽しめる作品であり、教育的な効果も期待されます。

是非この機会に、エナガの世界を覗いてみてはいかがでしょうか。自宅で手軽に手に入る本書を通じて、自然への関心を深め、新たな視点を得られるでしょう。


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