特別講座:台湾の人気バンド蘇打綠の20周年を祝う
台湾を代表するロックバンド、
蘇打綠(ソーダグリーン)が2025年に結成20周年を迎える。そのアニバーサリーを記念して、確かな実力で日本でも高い人気を誇る彼らのベーシスト、
馨儀(シンイー)さんが特別講座に登場する。この講座では、シンイーさん自身がバンドの歴史やその音楽の魅力について語り、彼女の音楽人生を振り返る内容になっている。
開催内容と詳細
この特別講座は、2025年7月25日(金)19:00から20:30までの時間帯で、
NHK文化センター青山教室にて行われる。受講は教室での対面型とオンライン型が用意されており、参加者は自宅でも気軽に参加可能であるとのこと。 参加料金は、会場受講が会員5,038円、一般5,720円、オンライン受講が3,850円に設定されている。
講座は音楽評論家の
関谷元子さんが進行役を務め、シンイーさんとのリモート対談形式で進められる。バンドの結成秘話やメンバーそれぞれの個性に加え、20年の活動を振り返る中で、今の想いや今後の展望にも触れる貴重な機会となる。
日本武道館公演の成功
今年5月29日、ソーダグリーンは日本武道館にてソールドアウトの公演を成功させ、日本でのプレゼンスをさらに確立した。この公演は彼らの20周年を祝うものでもあり、特別な誇りを持って臨んだステージとなった。この公演の成功は、日本のファンとも深いつながりを持つ彼らの音楽が、どれほど多くの人々に支持されているのかを示す明白な証拠である。
新アルバムのリリースと制作秘話
また、ソーダグリーンは今年の来日に合わせて、デビューアルバムをリメイクした
2枚組アルバム『ソーダグリーン』もリリースしている。このアルバムは、オリコン・デイリー・アルバムチャートで3位を獲得し、その制作過程には多くのドラマが存在する。シンイーさんは、アルバムの制作裏話や、アーティストとしての苦労、喜びについても語る予定だ。
プロデューサーとしての進化
シンイーさんは、ソーダグリーン以外の活動にも力を入れている。彼女はプロデューサーとしても活躍しており、台湾だけでなく中国でのコンサート制作にも携わっている。2024年には、人気シンガーの
ウェイ・リーアンや女性グループ
S.H.Eのメンバーである
Ellaの大型コンサートの制作も担当する等、その評価は高まる一方だ。これら参与を通じて、彼女自身の成長と変化がもたらした音楽シーンへの寄与について幅広く話してくれるだろう。
台湾音楽の展覧会
さらに、彼女の最近の取り組みとして、台北ポップ・ミュージック・センターで開催中の展覧会も見逃せない。1930年代の台湾の音楽シーンをテーマにしたこの展覧会では、当時の楽曲やアーティストに焦点を当て、台湾の音楽文化の奥深さを感じさせる内容となっている。
この特別講座は、音楽ファンはもちろん、台湾文化に興味がある人々にとっても見逃せないイベントとなるだろう。ぜひ参加して、シンイーさんの生の声を聞いてみてはいかがだろうか。