絵本『なつだね』で感じる初夏の海の魅力
合田里美の初のオリジナル創作絵本『なつだね』が、2025年6月13日に発売されます。この絵本は、初夏の光が差し込む…まさに季節が始まる瞬間を捉えた作品であり、ページをめくるたびに爽やかな海風や潮の香りが感じられます。
初夏の魅力を詰め込んだ珠玉の一冊
物語の舞台は、鎌倉。心地よい風が通り抜け、初夏の陽射しが降り注ぐ中、海へ向かう期待感が描かれています。読者は、麦わら帽子をかぶり、ビーチサンダルを履いて、サーフボードを片手に、まるでその場にいるかのような感覚を味わうことができます。
「今日から夏が始まる」と感じる瞬間を、合田の独特の視点で表現した本作は、日常の中に潜む非日常感を見事に表現。風や波の音、海の色合いが五感を刺激し、心を躍らせるような描写が随所に散りばめられています。
絵本がもたらす「わくわく」の体験
合田里美は、イラストレーションの分野で長年にわたり活動を続けてきた才能豊かなアーティスト。これまで数々の書籍装画や挿絵を手がけ、その表現力に定評があります。本作は、彼女にとって初の創作絵本であり、読者にとっても特別な一冊となることでしょう。
特に、海辺の街に住む彼女だからこそ描けるリアリティーあふれる場面は、まるで自分がその場にいるかのような気分にさせてくれます。初夏の海を楽しみたいと思った瞬間、絵本の中の描写に心が惹かれることでしょう。
書誌情報
- - 書名: なつだね
- - 著者名: 合田里美
- - 出版社: 岩崎書店
- - 定価: 1,870円(本体1,700円+税)
- - 判型: A4変
- - 頁数: 32ページ
- - 配本日: 2025年6月13日
この絵本は、全国の書店やネット書店で購入可能です。初夏の訪れを感じながら、ページをめくる楽しみをぜひ体験してみてください。
合田里美のプロフィール
合田里美は1984年に兵庫県に生まれ、MJイラストレーションズで学びました。書籍装画や広告など、多岐にわたって活躍しており、彼女の作品は常に新たな風を吹き込んでいます。これまでに手がけた作品の中には、人気シリーズや話題の児童書も多く、特に子どもたちやその家族に愛されています。
今後も、合田里美の描く物語から目が離せません。彼女の情熱が詰まった『なつだね』を手に取って、初夏の魅力を楽しんでみてはいかがでしょうか?