猛暑を美味しく乗り越える!
猛暑が続く日本では、料理のやる気が出ない日々が続いているという方も多いのではないでしょうか。食欲が落ちる中で、献立のマンネリ化が進んでしまうと、ますます料理に取り組む気持ちが失われてしまいます。そんな悩みを解決すべく、2025年8月20日に株式会社大和書房から発売される『何もしたくない日のまだなつレシピ』が注目されています。
『何もしたくない日のまだなつレシピ』とは?
このレシピ本は、気候変動の影響によって延長戦を迎える「まだなつ」に対応するために作られたものです。「五季そうさまプロジェクト」によって、やる気がでない、食卓がマンネリ化しているなど、夏に特有の悩みを解消するためのレシピが収録されています。監修は料理家の東山広樹さんが担当しており、体力や気力がないときでも簡単に作れる料理を48品と共に紹介しています。
まだなつ症にも効果的なレシピ
残暑による「まだなつ症」という言葉が生まれるほど、暑さは心身に影響を及ぼします。「五季そうさまプロジェクト」では、夏の終わりに感じる無気力さや不眠を軽減するために、料理を通じたアプローチをしています。著書には、提案されたメニューがいくつもあり、特に「極力火を使わない」、「買い物いらず」、「ひんやり食べられる」、「食欲増進に繋がる」という4つの特徴に基づいたレシピが魅力的です。
特徴的なレシピの内容
1.
極力火を使わない:煮る、蒸す、焼くといった従来の調理方法を極力避け、手間を減らします。
2.
買い物いらず:缶詰や日持ちする野菜など、常備食材を駆使したレシピが多く、簡単に揃えられます。
3.
ひんやりと美味しい:暑さを感じる時期にピッタリのさっぱりした味付け。
4.
食欲増進:特に酸味や香りを生かして、食欲を刺激します。
さらに、特別な食材や調理器具は必要なく、9つの基本調味料を使うことで幅広い料理を楽しむことができます。これらの調味料を使えば、料理の幅はぐっと広がります。
簡単アレンジも楽しめる
例えば、そうめんなどのマンネリ化に悩んでいる方にもオススメのアレンジが多彩です。黄柚子のそうめんやトマトそうめん、冷やしカレーそうめんなど、手軽にできするため、気分もリフレッシュできます。加えて、夏野菜や秋野菜を使用したレシピも収録されており、電子レンジを使った調理法も提案されています。
目次から見るレシピのジャンル
本書の目次は以下の通りです。
- - Chapter 1: 手軽に作れてつるつるいける麺類
- - Chapter 2: できるだけ火を使わず一皿で完結ごはん
- - Chapter 3: 白ごはんにこれだけで満足完全おかず
- - Chapter 4: もう一品欲しい副菜はこれで決まり
- - Chapter 5: まだなつ季を乗り切る冷製スープ&汁物
著者紹介
五季そうさまプロジェクト
気候変動に伴い、「四季」が「五季」と変化する中、生活者と生産者が共に抱えるメニューの問題に寄り添い、新たな解決策を模索しているプロジェクトです。
東山広樹
超料理マニアの料理人であり、具体的には株式会社「マジでうまい」の代表取締役です。汁なし担々麺専門店『タンタンタイガー』を創業し、会員制レストランを運営する他にも、飲食店向けのレシピ開発やコンサルタント業務を行っています。
まとめ
『何もしたくない日のまだなつレシピ』は、残暑を乗り越えるための必携アイテムです。手軽で美味しいレシピを楽しみながら、この厳しい時期を快適に過ごしましょう。