チョコレートの知られざる歴史を学べる一冊
株式会社白泉社が7月23日(水)に新たに発売した『おいしいをつくる チョコレートのおしごと事典』は、私たちにとって愛しいスイーツであるチョコレートの壮大な歴史を紐解く内容が詰まった一冊です。著者はMOE編集部で、価格は990円(税込)となっています。
古代のチョコレートは「薬」だった!
この本は、チョコレートが何であるかを掘り下げ、またその魅力を伝えることを目的としています。タイトルにもある通り、古代の人々にとってカカオは単なるスイーツではなく、神聖な存在でした。約500年前には、王族だけがその恩恵を受けることができ、彼らは1日に何杯もチョコレートを楽しんでいたと言われています。これにより、長生きの秘訣と考えられていたのです。
キューライスによる魅力的なイラスト
本書では、著名なイラストレーターのキューライスによる描きおろしマンガ「チョコレートって何?」も収録されています。巻頭と巻末に計6ページが掲載され、チョコレートの歴史を視覚的に楽しむことができる仕掛けが施されています。マンガ部分では、チョコレートの成り立ちや、飲み物から固形へと進化を遂げた過程が描かれ、子供から大人まで楽しむことができます。
章立てで深まる理解
この事典は章立てになっており、第一章では「チョコレートは飲み物だった」というタイトルが示す通り、チョコレートがどのように古代から飲まれていたかを探求しています。さらに、第二章では「飲み物から食べるチョコレートへ」と題され、チョコレートが私たちが知っている形に変わっていった流れが詳述されています。
誰もが楽しめる内容
チョコレート好きな方はもちろん、歴史や文化に興味がある人にもぴったりなこの一冊。小学4年生以上を対象とした内容ですが、大人が読んでも十分に面白い読み物になっています。112ページに渡って、私たちが普段何気なく食べているチョコレートの奥深い世界を知ることができる貴重な機会です。
新しいLINEスタンプも登場
さらに、書籍にあわせて新たにKyu-RiceのデザインによるLINEスタンプもリリースされています。このスタンプは、チョコレートのキャラクターたちが日常の気持ちを表現してくれるユーモラスなもので、ファン必見です。スタンプはLINEストアで購入可能です。
出版社情報
この新刊は、歴史ある出版社である株式会社白泉社から提供されています。2015年12月1日設立の同社は、常に新しい視点での書籍を展開しており、特に子供向けの出版物に強みを持っています。公式サイトでは書籍の情報や関連商品が掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
チョコレートの魅力を再発見するために、『おいしいをつくる チョコレートのおしごと事典』を手に取ってみてはいかがでしょうか。新しい視点でチョコレートを楽しむきっかけになる一冊です。