新情報棟始動!NHK国際放送の運用が本格化
NHK新情報棟、本格運用を開始
東京・渋谷に位置するNHK放送センター内の新施設、情報棟が2023年の今日から国際放送の本格運用をスタートしました。これは、先月から運用を開始したニュースセンターやラジオセンターに続くもので、主要機能の移転作業がついに完了したことを意味します。
この情報棟は、長年使用されてきた放送センターの老朽化に対応し、放送センター建替計画の第Ⅰ期として進められてきたものです。2024年10月には建物が完成予定で、徐々に整備や準備が進められています。
情報を一元化し連携を強化
情報棟では、これまでメディアごとに分かれていた放送設備を集約し、情報の一元化を図ることで、よりスムーズな運用が可能となっています。特に、緊急報道などの際に迅速かつ的確な情報発信を行うために、365日24時間の連続稼働が実現しました。これにより、ニュースや番組の安定した送出と発信が可能になります。
先月9日には、ニュースセンターやラジオセンターが運用を開始し、今日には国際放送が情報棟からテレビ・ラジオの放送及びインターネット配信を開始しました。これによって、報道や情報発信の主要機能がこの新しい情報棟に完全に移行しました。
段階的なプログラム移行も進行中
なお、ニュース以外の番組制作・放送・配信についても、段階的に情報棟に移行しています。「あさイチ」は8月24日から移行を完了し、さらに「クローズアップ現代」などの番組も予定されています。このように、情報棟から提供されるコンテンツは着実に増えていく見込みです。
NHK WORLDからの新しい情報発信
新情報棟からは、以下の国際放送サービスが提供されます。まず、英語の「NHK WORLD-JAPANテレビ」や、17言語での外国人向けの「NHK WORLD-JAPANラジオ」がスタートします。また、日本語での在外邦人向け放送として「NHKワールド・プレミアム」や「NHKワールド・ラジオ日本」も配信されます。
工事から運用に至る主な動き
新情報棟の建設は2021年5月に着工し、2024年10月には建物の完成が予定されています。さらに、2026年8月からはニュースセンター等の運用が開始され、今回の国際放送の運用開始に至りました。
この新しい情報棟が、NHKの国際的な情報発信にどれほどの影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。情報の集約と迅速な発信によって、瞬時に変化する世界情勢への対応が一層強化されることでしょう。