2025年8月30日、株式会社ジャパンエフエムネットワーク(JFNC)は、ミッドナイトダイバーシティ正気のサタデーナイトという特別番組にて、「ロジャー・ニコルス・クロニクル」を放送します。本番組は、1970年代に数々の名曲を世に送り出した米国の作曲家ロジャー・ニコルス(2023年5月に84歳で逝去)に敬意を表する内容で構成されています。この特別番組では、濱田髙志、渡辺満里奈、宮治淳一の3名が集い、彼の音楽と人生の軌跡を深く掘り下げていきます。
音楽業界に精通した宮治淳一が音楽評論家としての知識を披露し、渡辺満里奈がナビゲーターとして進行を担当。彼女はロジャーの音楽に対して「1990年前後に聞いて大好きになり、押しつけがましくない、温かい気持ちになる」と語り、実際に久しぶりにライナーノーツを見ながら彼の作品をじっくり聴く時間を過ごしたようです。
この番組は24時台と25時台に分かれ、内容も二部構成でお送りされます。最初の24時台では、「ロジャー・ニコルスの人生と音楽を紐解く、日本でも愛されたその魅力とは?」というテーマで、彼の生涯やロジャーの音楽と日本との関係を振り返ります。特に、日本では彼の1stアルバムが初めてCD化された事例や、名だたるミュージシャンたちが彼の作品を紹介したこと、さらには90年代の渋谷系ムーヴメントにも影響を与えた点などを検証する予定です。
また、25時台では出演者3人が自身のお気に入りのロジャー・ニコルス作品を持ち寄り、その魅力について語ります。番組後半では、彼の盟友であるポール・ウィリアムスからの追悼メッセージも紹介され、この10分間には彼らが作り上げた数々の名曲と共に流される予定です。特に注目したいのは、ニコルス家の協力により初解禁される未発表音源です。これらはリスナーにとって貴重な瞬間となることでしょう。
24時台にOA予定の曲では、ロジャー・ニコルスの「Love So Fine」や、ザ・カーペンターズの「Rainy Days And Mondays」などが挙げられ、25時台にはポール・ウィリアムスの作品が数多く披露される予定です。
本番組は地方局を通じて幅広く放送されますが、聴取地域が限られている方は「radiko」に登録することで全国の放送を楽しむことが可能です。聴き逃した場合でも、放送後1週間以内は聴き逃し配信が利用できるため、ぜひお見逃しなく!
ロジャー・ニコルスの足跡を辿りながら、彼の音楽の魅力を再確認する特別な機会にぜひご注目ください。