アイルランドの名作『ハンサム・デビル』初上映決定
青春映画ファン待望の特別なニュースが飛び込んできました。アイルランドの映画『ハンサム・デビル』が、日本で初めて劇場上映されることが発表されました。この特別限定上映は、2025年3月11日に新宿ピカデリーで行われ、一度きりの貴重な機会です。
作品概要とキャスト
『ハンサム・デビル』は、2016年に制作されたアイルランドの青春映画で、これまで日本での劇場公開はありませんでした。Netflixでの配信も終了し、現在はどこでも視聴できない状況でしたが、この度、Filmarksが企画したリバイバル上映プロジェクトの一環として、ようやく日本で観ることができるのです。
この映画は、ゲイの少年ネッドとラグビー部のスターコナーの物語を描いています。二人は異なる背景を持ちながらも、友情を育み、自分自身を見つける過程を描く内容で、今の時代にぴったりのテーマを持っています。特に、ネッド役は『恋人はアンバー』のフィオン・オシェイが務め、コナー役には注目の若手俳優ニコラス・ガリツィンが演じています。また、新任の国語教師シェリー役には、人気ドラマ『SHERLOCK シャーロック』で有名なアンドリュー・スコットが起用されています。
上映日や詳細情報
公開情報
- - 上映作品: 『ハンサム・デビル』
- - 日時: 2025年3月11日(火)※上映時間未定
- - 価格: 1,600円(サービスデーや割引サービスは適用外)
- - 上映時間: 94分
- - 会場: シネマコンプレックス新宿ピカデリー
- - 販売: 劇場窓口およびインターネット販売
ストーリーの魅力
物語は、ラグビー人気の高い寄宿制男子校を舞台に、ゲイであることを理由にいじめられるネッドと、ラグビーのスター選手コナーの出会いから始まります。二人は相部屋になり、最初は友情を育むことに抵抗感がありますが、共通の趣味である音楽を通じて次第に心を通わせていきます。教師の助けを借りて音楽コンテストに挑むも、ラグビーのコーチとの葛藤が彼らの道を阻む展開は、青春の苦悩と成長を描いており、多くの観客の心に響く作品となっています。
音楽の重要性
この映画では、80-90年代のUKロックの名曲が数多く使用されており、その音楽のセレクションも評価されています。アンダー・トーンズやプリファブ・スプラウトなど、懐かしいサウンドが青年たちの物語に華を添え、視覚だけでなく聴覚でも楽しませてくれることでしょう。
結論
今回は、青春の葛藤を描いた『ハンサム・デビル』の限られた上映機会をお見逃しなく。多様性が重視される現代において、この映画が持つメッセージの重要性を再確認する貴重な機会となるはずです。多くの方にこの感動的な物語を享受していただきたいと思います。ぜひ、スクリーンで『ハンサム・デビル』の世界に浸ってみてください。