STUDIO4℃制作のアニメ映画『ChaO』がアヌシーで大快挙！審査員賞受賞

『ChaO』がアヌシー国際アニメーション映画祭で輝く

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）が支援したアニメ映画『ChaO』が、2025年6月に開催される「アヌシー国際アニメーション映画祭」で長編コンペティション部門の審査員賞を獲得しました。この快挙は、同作品を制作したSTUDIO4℃の創造的な取り組みと、VIPOによる多岐にわたる支援があったからこそ実現したと言えます。

VIPOと経済産業省の連携

近年、VIPOの支援を受けた作品が国際的な舞台で評価されるケースが増えており、特に『ChaO』の受賞はその中でも重要な出来事となりました。VIPOは、日本映画の国際展開を進め、クリエイターの育成を目的とした各種支援事業を展開しています。このような支援は、経済産業省からの受託運営によりさらに強化されており、作品の国際的な評価向上に寄与しています。

受託支援事業の内容

『ChaO』に対して実施された VIPO の支援内容は以下の通りです。

- 令和5年度コンテンツ産業の海外展開等支援事業：カンヌ「Spotlight Asia」への参加。
- 新作映画のローカライズ及びプロモーション支援：TIFFCOM 2024への出展。
- フランス語版ローカライズの支援。
- カンヌ・フィルム・マーケット 2025へのマーケット参加。
- 『ChaO』のプロモーション活動。

このように、VIPOの活動により、作品は国際的な幅広いアプローチを受けており、その成果として受賞に至ったと考えられます。

クリエイターたちの声

プロデューサーの田中栄子氏（STUDIO4℃代表）は、『ChaO』の受賞を受けて、クリエイターたちの努力が実を結んだことを喜ぶコメントを寄せています。「VIPOの支援に感謝し、今後も日本のアニメーションを世界に広げていきたい」と語り、次なるプロジェクトへの意気込みを示しました。

これからの展望

『ChaO』の成功は、これからの日本のアニメーション界にとって大きな希望の光となるでしょう。国際映画祭での受賞経験を活かし、今後の国内外市場での展開が期待されています。特に、VIPOが実施している支援事業が今後も続くことで、さらなる優れた作品が生まれることが期待されます。

ウォッチしている多くのファンにとっても、これからの『ChaO』や、他のVIPO支援作品の動向には注目が集まることになるでしょう。私たちも、今後の発表や新たな情報を楽しみにしたいと思います。

お問い合わせ

VIPOに関する詳細な情報や、支援事業についての問い合わせは下記までお寄せください。
特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
Tel：03-3543-7531

アヌシー国際アニメーション映画祭での『ChaO』の成功は、今後も多くの新しい物語を生み出すステップとなることでしょう。この挑戦に込められた数々のクリエイティブな才能が、次の受賞作品を生み出すことでしょう。