Bunkamuraの挑戦
2025-04-15 15:34:25

Bunkamuraの2025年度新たな挑戦、文化と芸術の発信を続ける

Bunkamuraが挑む新たな文化の発信



1989年の開館以来、多様な文化・芸術を発信し続けるBunkamura(東京・渋谷)。現在、オーチャードホールを除く全館が休館中ですが、この機会を新たな挑戦のチャンスと捉えています。その中で、2025年度に向けた新しいプロジェクトが次々と発表され、期待が高まっています。

新施設への拡大移転



Bunkamuraは、オーチャードホールの別館である「Bunkamuraザ・ミュージアム」を新しい複合施設「Shibuya Upper West Project」として7階に移転する計画を発表しました。このプロジェクトの起工式は2025年3月11日に行われ、完成は2029年を予定しています。

この新しいミュージアムのデザインは、国際的なデザイン事務所であるSnøhettaによって手掛けられます。彼らは、渋谷の活力を表現する「一筆書きのイメージ」をコンセプトに、オープンで融合した空間を提供し、1989年の開館以来築いてきたBunkamuraブランドのさらなる発展を目指しています。

展示スペースの特徴



新ミュージアムの展示面積は約1,000㎡を想定しており、最大6mの高い天井を持つ展示室も計画されています。これにより、幅広い分野の大型展覧会が実現可能になるとのこと。この新しい空間でも、西洋近代美術、日本美術、デザイン、ファッションなど、これまでのテーマを引き継ぎつつ、新たに現代アートを紹介する計画もあります。

2025年度の公演ラインナップ



Bunkamuraは公演も充実しており、2025年度には多彩なラインナップを予定しています。例えば、ストレートプレイ『おどる夫婦』や、注目の音楽イベント、インスタレーションなどが行われます。

  • - 『おどる夫婦』 (作・演出:蓬莱竜太、出演:長澤まさみ、森山未來、ほか)
公演日:2025年4月10日~5月4日

  • - N響オーチャード定期(指揮:パーヴォ・ヤルヴィ、ピアノ:ベンジャミン・グローヴナー)
公演日:2025年4月20日

また、夏には現代アート関連の企画や、演劇・音楽のコラボレーションイベントが予定されています。これらの取り組みにより、Bunkamuraは文化と芸術の重要な発信地としての地位を確立することを目指しています。

Bunkamuraの未来に向けた方針



Bunkamuraは、「あらゆる人々に文化・芸術の学びと体験の機会を」「文化・芸術とテクノロジーの共鳴」「距離を越えた文化・芸術の発信による地域振興」という三つの方針を掲げています。これにより、文化・芸術を身近に感じられる活動や、地域社会との交流の場を創造しています。

新しい挑戦を通じて、Bunkamuraは次世代の文化と芸術を牽引する存在としての役割を果たしていくことでしょう。渋谷のランドマークとしての新たな幕開け、Bunkamuraの未来に大いに期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: Bunkamura 渋谷アッパーウエストプロジェクト Snøhetta

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。