新たな静岡のカルチャーガイド『5.5magazine』が創刊
静岡県静岡市に新たな風を吹き込むフリーペーパー『5.5magazine』が、2025年12月に発行されることが決まりました。このマガジンは、静岡市の約5.5km圏域にあたる地域に焦点を当てており、その魅力を余すところなく紹介することを目的としています。地域に根ざしたカルチャーをより多くの人々に知ってもらうための取り組みですが、特に注目すべきはそのユニークなデザインです。
両面表紙を用いた革新的なデザイン
『5.5magazine』の最大の特徴は、両面が表紙になっていることです。これにより、どちらからでも読み始めることができ、読み進めると同時に全体の地図を目にすることができます。静岡のリアルな魅力をさまざまな角度から楽しむことができるこのデザインは、まさに現代のカルチャーガイドブックのスタンダードを示しています。
地元の文化と伝統を深掘り
マガジンは、静岡の伝統工芸が息づく「駿府の工房 匠宿」と、「人宿町人情通り」のような人情深い店主たちが織りなす場所を結びつけ、全体を通じて“クラフト”と“テイスト”という二元的なテーマで展開されます。これは両者が交差する場所で現代の文化が育っていることを象徴しています。
特に、静岡の地域住民が持つリベラルな視点と観光客が持つ新鮮な視点を織り交ぜ、隠れた名店の訪問記や食文化にまつわるTIPSを豊富な写真と共に紹介しています。これにより、ただの観光ガイドにとどまらない、静岡の文化と生活がどのように交差するかを深く掘り下げるマガジンとなっています。
静岡の魅力を再発見する
静岡を巡ることで、街中や山、海の近さを感じることができます。わずか5.5kmの距離ながら、自然や文化、そして生活のすべてがぎゅっと詰まっているという魅力は、この地域ならではのものです。そんな静岡をより多くの人々に知ってもらうための『5.5magazine』の発行は、地域活性化にも繋がる重要なステップです。
地元ゆかりの豪華なモデル陣
創刊号を飾るのは、静岡出身のASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル、後藤正文氏とモデルのKAINO Yu(カイノユウ)氏です。彼らの登場は、静岡のローカルカルチャーの発信をさらに強め、地域に対する注目を集めることでしょう。
無料配布で親しみやすく
『5.5magazine』は、無料で配布されるフリーペーパー形式で提供されるため、地元住民だけでなく観光客や文化愛好家も手に取りやすい形になっています。静岡を代表するカルチャーの発信源として、多くの人々に新たな発見と感動をお届けすることを目指しています。
これからの静岡を感じるために、『5.5magazine』を手に取ってみてください。静岡の「今」を深く体験することができる一冊に仕上がることでしょう。