怪異・妖怪学コレクション
2025-04-30 11:56:12

怪異・妖怪学の進化が加速する!新コレクションが始動

「怪異・妖怪学コレクション」始動!



2025年4月30日、河出書房新社から新しい怪異・妖怪研究の権威である「怪異・妖怪学コレクション」が発刊されます。この全6巻からなるシリーズは、これからの研究に不可欠な重要論考を集め、今日の日本文化の深さと魅力を再発見させる内容となっています。監修は、小松和彦氏。このシリーズは、かつて刊行された「怪異の民俗学」シリーズから四半世紀を経て、怪異・妖怪研究の新たな進展を反映した作品として位置付けられています。

小松和彦監修の新たな挑戦



小松和彦氏は怪異・妖怪研究の第一人者であり、これまでに日本の文化人類学や民俗学に多大な貢献をしてきました。今回の監修にあたり、彼は「怪異・妖怪学コレクション」が研究の新たな基盤を築くことを希望しています。「怪異・妖怪学」は一つの学問領域として地位を確立し、多様な視点からの研究が進行中です。これは、妖怪への関心が高まる中で進められた多様な論考によって実現されています。

シリーズの特徴



この新シリーズは、学術的価値が高いだけでなく、一般読者にも楽しめる魅力的な読み物です。論文は、現在の怪異・妖怪研究の最前線を映し出しており、特にデジタル化に基づく新しい研究成果が盛り込まれています。これにより、妖怪がただの伝説ではなく、活きた文化の一部であることがわかります。

目次に名を連ねる著者には、廣田龍平氏や安井眞奈美氏など、新進気鋭の研究者たちがわかりやすく、妖怪とは何かというテーマに取り組んでいます。

収録されるテーマ



記念すべき第一巻『怪異・妖怪とは何か』では、妖怪の定義や新たなアプローチ方法が詳述され、多様な視点からの考察がなされています。この巻には、幻想的な存在論や、文化的視点からの妖怪観、さらには国際的な比較研究まで含まれているため、視野を広げる良い機会となるでしょう。

特に、近年は妖怪をより広義の「文化」として捉える研究が進展し、デジタル環境を通じて新たな発見が次々と出てきています。小松氏は、これらの成果がさらなる研究の基礎となっていくことを確信しています。

発刊スケジュールと詳細



全6巻は、2025年4月から順次刊行されます。巻数ごとのテーマも多岐にわたり、1巻から5巻は「歴史のなかの怪異・妖怪」や「怪異・妖怪の博物誌」など、様々な視点が提供されます。最終巻は「現代を生きる怪異・妖怪」で、今まで知っていた妖怪の概念が変わるかもしれません。

この「怪異・妖怪学コレクション」は、学問の進化を反映した素晴らしい読み物であり、多くの人々に日本の文化の深みを感じてもらえることでしょう。怪異・妖怪研究の新たなページを共に開きましょう。

おわりに



この貴重なコレクションを通じて、読者自身が怪異や妖怪についての新たな視点を得られることを願っています。興味をお持ちの方は、ぜひこの機会に目を向けてみてください。妖怪の不思議な世界が、あなたを待っています。


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