日経学生漫才王決定戦で初代王者に輝いた「ミラクルST計画」とは

日経学生漫才王決定戦、初代王者が決定

2023年8月30日、東京・新宿のシアターマーキュリー新宿にて「第1回日経学生漫才王決定戦」が盛大に開催されました。このコンテストは、大学生を対象にしたオリジナルの漫才を披露するイベントで、学生たちの独自の視点と感性が光る漫才が見どころです。

コンテストの概要

本コンテストは、日本経済新聞社が主催し、協賛企業が示すテーマに基づいて、エントリーされた作品が競い合いました。大学や大学院に在籍する学生たちは、今年の五月から七月にかけて作品を作成し、最終的に予選を勝ち進んだ9チームが決勝に進出しました。

初代王者の誕生

この熱戦の結果、日大生の漫才コンビ「ミラクルST計画」が初代日経学生漫才王に輝きました。このコンビは小林励也さんと牧野巧海さんの二人で構成されています。彼らは日本大学経商法落語研究会に所属し、漫才界に新たな風を吹き込む存在となりました。

受賞内容

「ミラクルST計画」は、三洋貿易賞も受賞しており、テーマ「Quest」に基づいた漫才を披露しました。この作品は、観客の心を掴むユーモアとストーリー性が特に評価された結果と言えるでしょう。

他にも、企業賞を受賞したチームとして、フコク生命賞を獲得した「トドロキ」（柴崎聡吾さん、オザワ創介さん）、三菱化工機賞を受賞した「オイラッシー」（馬渕透さん、汐崎友亮さん）もいます。各チームはそれぞれの特徴を活かし、企業のテーマに対して個性的なアプローチを持つ漫才を披露しました。

審査員とMCの紹介

審査員には、お笑いタレントの伽説いわしさん（にぼしいわし）、星野光樹さん（Gパンパンダ）、社会学者の瀬沼文彰さん、テレビ東京プロデューサーの板川侑右さんが名を連ねました。また、決勝大会のMCを務めたのは、お笑いコンビ「ストレッチーズ」の福島敏貴さんと高木貫太さんです。

企画の背景

このイベントは、一般社団法人社会人お笑い協会の協力を得て、若手の漫才師を育成する目的があります。漫才という文化を次世代に継承し、多様性のある表現方法が生まれることが期待されています。

配信情報

決勝大会の模様はU-NEXTでアーカイブ配信されており、視聴方法については公式サイトで確認できます。また、今後の日本経済新聞朝刊広告特集やウェブサイト「日経BizGate」では、決勝大会の詳細や受賞者のコメントも掲載予定です。

学生たちの創造力と情熱が詰まった漫才が楽しめるこのコンテスト。今後の展開から目が離せません。