海外での映画編集研修プログラム「First Cut Lab Japan 2025」が始動！

映画編集の新たな挑戦 "First Cut Lab Japan 2025"

特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）が、2025年10月から実施される実写長編映画の編集コンサルテーションプログラム「First Cut Lab Japan 2025」に参加企画を募集開始しました。このプログラムは、国際的な映画産業の専門家からのフィードバックを受けられる貴重な機会を提供します。

プログラムの概要

「First Cut Lab Japan 2025」は、日本から選ばれた1～2本の長編映画を対象にした編集集中ワークショップです。このプログラムは、特に映画編集のプロセスを重視しており、参加者は経験豊富な編集コンサルタントや国際的メンターからの専門的な意見を受け取ることができます。主な目的は、企画に対する芸術的なアプローチを共有することと、より良い映画完成に向けた具体的な方向性を見つけることです。

セッションはすべて英語で行われますが、VIPOが通訳を提供することはありません。しかし、参加者は自身で通訳を手配することが可能です。選ばれた制作チームは、監督、プロデューサー、編集者が含まれ、編集の各段階で新しい視点を探求します。

過去の参加実績

「First Cut Lab」は、2015年にTatino Filmによって設立され、国際的な映画祭でも多数の受賞歴を持つワークショップです。過去の参加作品には、2019年の第78回カンヌ国際映画祭や2025年の第82回ヴェネツィア国際映画祭でのノミネート作が含まれています。特に、アカデミー賞の外国語映画部門にノミネートされた作品もあることから、その信頼性と影響力は非常に高いと言えるでしょう。

実施期間と応募方法

「First Cut Lab Japan 2025」の実施は、2025年10月から2026年2月末までの予定で、すべてオンラインで行われます。参加者は、自身の希望に合わせたスケジュールで受講できるため、忙しい制作現場の合間を縫ってでも参加可能です。

応募の締切は2025年9月11日。参加費は無料です。興味のある方は、詳細情報や応募方法についてVIPOの公式サイトを訪れるか、指定のメールアドレスまでお問い合わせください。

この機会を通じて、新しい才能たちが国際的な舞台で羽ばたくことを願い、編集スキルを磨くことのできる「First Cut Lab Japan 2025」にぜひ多くの映画クリエイターが応募してくれることを期待しています。あなたの映像作品が次の大きな一歩を踏み出すための一助となるかもしれません。