安田顕と新谷ゆづみが語る『今日のさんぽんた』の魅力
2025年2月21日(金)20時よりFODにて配信されるドラマ『今日のさんぽんた』の完成発表イベントが、2月19日(水)にフジテレビマルチシアターで行われました。この作品は、小学館「ゲッサン」で連載中の田岡りきによるマンガを実写化したもので、飼い主のりえ子と柴犬・ポン太の日常を描いたほのぼのとしたコメディです。
本イベントには、ポン太の声を演じる安田顕、飼い主・りえ子役の新谷ゆづみ、そして実際の柴犬ポン太を演じた犬のこも登壇し、フジテレビの西山喜久恵アナウンサーの司会のもと、トークが展開されました。
ドラマ制作のきっかけ
安田は、別の撮影現場で偶然出会ったプロデューサーとの会話がきっかけでこのドラマの制作が始まったと語ります。SNSで見かけた原作を面白いと感じていたところ、なんと1か月後にドラマ化の話が進んでいることを知らされ、自身がポン太の声を担当することになったのです。「犬がしゃべる姿を見たいという夢が実現した形でもあり、とても感謝しています」と安田は感無量の様子。
作品の見どころ
新谷ゆづみもまた、作品の魅力を語ります。「撮影中、笑いが止まらなかったシーンがたくさんあります。特に『全自動犬吸いマシーン』のエピソードでは、りえ子の独特な発想に思わず笑ってしまいました」と明かし、楽しむ姿が印象的でした。
このドラマの見どころの一つは、安田がアフレコで生み出した新たなセリフです。特に第4話では、ポン太が「水……」と一言をぽつりと言った場面に、共演者やスタッフが爆笑したというエピソードも披露されました。安田も「犬はいつも水を求めていることを表現できたのが嬉しい」と語りました。
撮影裏話
新谷は、ポン太とのコミュニケーションに苦労したと振り返ります。「初めての散歩練習では、もう全く言うことを聞かないくらい元気でしたので、エサで釣ることで仲良くなりました」と笑いながら述べました。本作でのポン太は非常に落ち着いており、シーンによってはアドリブでの神演技を見せたそうです。
また、原作者の田岡りき先生は、実写版の出来に非常に満足している様子。「私の描くマンガの雰囲気がしっかりと伝わっており、安田さんと新谷さんによってキャラクターの解像度が上がりました」とコメントしました。
ファンへのメッセージ
安田は「これから見てくださる皆さんにとって、癒しの時間になれば嬉しいです。あまり肩ひじ張らずに、リラックスしながら観てほしい」というメッセージを送りました。新谷も「愛犬との日々の大切さを再認識しました。たくさんの方に見てもらいたいです」と語り、期待感が高まるイベントとなりました。
このドラマは全8話で構成され、毎週金曜日に2話ずつ配信される予定です。また、2月21日(金)17時より、番組関連商品もフジテレビイーショップで先行販売されることが決まっています。新たな犬との日常を描くドラマ、ぜひお見逃しなく!