三日月花祭 2023年の魅力満載！子どもたちを中心に地域の伝統を楽しむ盛会

三日月花祭 2023 - 地域文化と子どもたちの未来を繋ぐイベント

人吉・球磨地域で行われる「三日月花祭」が、今年も待望の開催を迎えます。この祭りは、毎年旧暦の4月8日に浄心寺で行われる「三日月法要」を起点に、地域の人々が宗派の垣根を越えて仏様や寺院を大切にする姿勢を象徴しています。2023年のイベントは、旧暦の3月9日から4月9日、新暦の4月6日から5月6日までの間、さまざまなプログラムとともに行われる予定です。

「花祭」とは、お釈迦様の誕生を祝う日であり、私たちはその趣旨を大切にしながら、今を生きる子どもたちに向けて「天上天下唯我独尊」というメッセージを届けることを目指しています。この祭りの主役は未来を担う子どもたちです。

オープニングイベント：三日月芸術学校湯山キャンパス

三日月花祭の初日は「三日月芸術学校湯山キャンパス」として、特別授業を行います。田舎ではなかなか触れることのできないクリエイティブな仕事を体験する機会が提供され、国内のトップクリエイターから学ぶことができます。授業は、小学校5年生と6年生が対象で、元ちとせさんを迎えた合唱教室やミニコンサート、地域の伝統芸能を受け継ぐ子どもたちの発表も行われます。また、「お坊さんカフェ」も設置され、地域の方々と気軽に相談できる場が設けられます。

参加には要予約で、料金は8,800円（税込）、昼食はおにぎり6,00円（税込）で提供されます。授業見学は保護者1名まで無料ですが、コンサート参加には別途料金が必要です。

一般の参加者も大歓迎で、入場料は500円（税込）。お坊さんカフェで相談したい方は、1回1,100円（税込）が必要です。スタッフは参加者が快適に過ごせるよう、体育館には椅子を用意していますが、必要な方は座布団やクッションを持参してください。

お寺体験と三日月盆地めぐり

三日月花祭では、さまざまなお寺体験も企画されています。これには、瞑想やヨガを通して心身を整えるプログラムや、独自の塗香を作る体験が含まれています。また、女性コーラスグループによる歌と法話が行われる企画などもあり、花祭ならではの花御堂も設置され、甘茶を楽しむことができます。これらの体験は4月6日から5月6日まで行われます。

さらに、「三日月盆地めぐり」として、地域のグルメや体験、雑貨、温泉宿での特別商品やキャンペーンも行われます。専用の御朱印帖を持って地域を巡り、オリジナルスタンプを集めて楽しむことができます。協力店で購入した場合は、特典が準備されています。

伝統の「三日月法要」

イベントの最後には、浄心寺で毎年行われる「三日月法要」があります。今年は新暦の5月5日に、そのお祝いを皆で分かち合います。この法要では、異なる宗派のご住職が集まり、お経を一緒に唱える貴重な儀式を体験することができます。毎年、地域の伝統として受け継がれてきたこのイベントは、神仏習合の精神を受け継ぎ、その有難さを再確認する機会となることでしょう。

以上が、三日月花祭2023の概要です。この素晴らしい地域イベントにぜひご参加いただき、地域の魅力と伝統を実感してください。