大乗仏教の魅力と日本人の心
島田裕巳氏の新著『大乗仏教はなぜ日本人を魅了したのか』が2026年2月28日に発売されます。本書では、飛鳥時代に伝来した大乗仏教がいかにして日本人の心に深く根付いたのか、その背景を歴史的に探求しています。
仏教と日本の関係
本書は、仏教の起源に遡り、インドで誕生した仏教がどのようにして中国を経て日本に伝わったかを詳しく解説します。特に、仏教が日本に浸透する中で、神道との融合がもたらした文化的な変化が重要なテーマです。著者は、仏教と神道の相互関係を「ない宗教」としての神道と「ある宗教」としての仏教という視点から考察しています。
歴史の中の大乗仏教
本書の中では、国家鎮護の一環としての大仏建立や、鎌倉時代における仏教の隆盛、江戸時代の寺請制度がもたらした庶民生活への影響についても触れられています。これらの歴史を踏まえ、日本人特有の「宗教観」の形成過程を描き出すアプローチが取られています。
社会と仏教
さらに本書では、日本の仏教界がどれほど深く政治と結びついているのかを示す具体例も挙げられており、宗教信仰が一般庶民に広がる様子にも焦点を当てています。特に、鎌倉仏教の正体や近世の仏教の確立、近代との断絶といった内容は、信仰の社会的側面を読み解く鍵となるでしょう。
著者プロフィール
島田裕巳氏は1953年に東京で生まれ、東京大学で宗教学を学びました。宗教学者としての知見を背景に、多くの著書を執筆しています。彼の視点から見ると、仏教は単なる宗教に留まらず、日本人の文化や社会秩序に根付いていることがわかります。
書誌情報
新たに発売される本書は、定価1760円(税込)で、全国の書店やオンラインストアで予約受付中です。本書を通じて、仏教と日本人の関係性を再考する機会を得られることでしょう。興味を持たれている方はぜひチェックしてください。
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