サイバーエージェント藤田晋社長の新刊『勝負眼』が登場
サイバーエージェントのCEO、藤田晋社長が執筆した最新書籍『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』が、2025年11月19日(水)に刊行されることが決定しました。この本は、すでにネット書店などで予約が可能となっており、多くのビジネスパーソンからの期待が寄せられています。
藤田社長は、2026年にサイバーエージェントの社長職を退任すると公言しており、その直前にこの書籍で伝えたい「ビジネスの最強鉄則」をひとまとめにしました。内容は実際の経験をもとにしており、全てのビジネスパーソンにとって必要不可欠な知識と言えるでしょう。
サイバーエージェントの躍進を支えた経験
藤田社長はABEMAやインターネット広告、ゲーム事業を中心に展開し、創業以来27期連続の増収を達成。現在では売上高8000億円を超える大企業に成長させました。その手腕は経営だけでなく、麻雀や競馬など趣味の分野でも発揮されています。特に、愛馬がサウジカップでの勝利を収めたり、FC町田ゼルビアのオーナーとしてサッカー界でも活躍するなど、勝負強さはビジネスのみならず多方面で証明されています。
「押し引き」を見極める思考
本書のタイトルにもある「押し引き」は、ビジネスにおいて極めて重要な概念です。藤田氏は「攻めるか、守るか」その判断がビジネスの成功を大きく左右するとしています。具体的には、撤退戦の重要性や、Z世代のマネジメント術、さらには趣味としてのワインや映画の楽しみがどのように仕事に生きるかなど、幅広いテーマが盛り込まれています。特に、全てが実体験に基づくため、現実のビジネスシーンですぐに応用できる内容が特徴です。
続編のない充実した内容
この書籍は、以前「週刊文春」で連載されていた『リーチ・ツモ・ドラ1』をベースに加筆修正されたものですが、藤田社長が自ら執筆したものです。彼は、経営者としての本業を持ちながらも、「言葉にして自分の思考を整理したい」という強い思いから、毎週2400字を自分の手で書き続けました。経営者としての真剣な想いが込められた渾身の一作と言えるでしょう。
経営者の覚悟が詰まった書
藤田社長は、「この本が読者の皆さんの『勝負眼』を養う一助になれば」と述べており、多くの経営者や有名人が彼の連載をチェックしていることでも知られています。退任が迫る中で書かれたこの本は、すべてのビジネスパーソンに貴重な気づきを提供するはずです。
藤田晋社長のプロフィール
藤田晋社長は1973年5月16日、福井県鯖江市に生まれました。97年に青山学院大学を卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)でキャリアをスタート。98年にサイバーエージェントを創業し、代表取締役社長に就任しました。
書誌情報
書名:『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』
著者:藤田晋
判型:四六判並製カバー装
定価:1870円(税込)
発売日:2025年11月19日
ISBN:978-4-16-392047-4
書誌URL:
文藝春秋の書籍ページ
本書を手に取って、藤田社長の思考や経験を自らのビジネスに生かしてみてはいかがでしょうか。