エストリンクス、浜松の音楽企業ソニックシステムを完全子会社化！

エストリンクスがソニックシステムを完全子会社化

株式会社エストリンクス（本社：静岡県静岡市）は2025年8月29日、浜松市のソニックシステム株式会社の株式を100％取得し、完全子会社化しました。ソニックシステムは楽器販売やイベントの音響・照明を手がける企業で、浜松市に店舗「ソニックス」を展開しています。また、グループ企業が運営するライブハウス「浜松FORCE」も地域の音楽シーンの重要な拠点としています。

地域密着型企業との統合

ソニックシステムの代表取締役である杉山智彦氏は、後継者不在という課題を抱え、事業承継が急務計画となっていました。この問題は日本中の多くの中小企業が直面している課題でもあり、エストリンクスはこれを解決するためにソニックシステムの承継を決断したのです。エストリンクスの代表、安藤悟氏は大学時代から15年以上にわたりソニックスや浜松FORCEの恩恵を受けており、音楽文化への深い愛着を持っています。

代表の想い

安藤氏は「音楽を通じてDIY精神を学び、ここまで会社を続けることができました」と語り、ソニックシステムの伝統と文化を尊重しながら、未来を切り拓く使命感を表明しました。
今後はWEBマーケティングの知見を活かしながら楽器販売や音響事業を発展させ、地域の音楽文化のさらなる成長に貢献していく方針です。また、安藤悟がソニックシステムの取締役にも就任し、新たな展望を開くことになります。

学びと成長の場

取締役の吉松京介氏にとって、ソニックシステムは大学時代にアルバイトとして過ごした思い出深い場所。「右も左も分からない私を迎え入れてくれた杉山社長には感謝しかありません」と振り返り、当時の経験が現在のキャリアにどう影響を与えたのかを説明しました。

未来に向けて

「最高の瞬間に向けて、関わる全員が同じ熱量で一体となって空間を創り上げる」その教訓を胸に、未来への挑戦を楽しみにしています」と吉松氏は述べました。すでにソニックシステムとして多くのイベントを手がけ、地域の音楽文化を支え続けてきましたが、エストリンクスの力を借りて、そのサービスをさらに充実させることが期待されます。