ミュージカル『薔薇王の葬列』が2025年に上演決定！豪華キャストも発表

ミュージカル『薔薇王の葬列』がついに上演決定！

シリーズ累計発行部数200万部を超える菅野文原作の人気漫画『薔薇王の葬列』が、2025年4月にミュージカルとしての上演を決定しました。この作品は、2013年から2022年まで「月刊プリンセス」に連載されていた歴史ファンタジー漫画で、中世イングランドの薔薇戦争を舞台に、複雑な運命を背負った主人公リチャードの物語を描いています。

菅野文が描く中世イングランドの物語

『薔薇王の葬列』は、白薔薇のヨーク家と赤薔薇のランカスター家が王冠をめぐって争う薔薇戦争時代に生きるヨーク家の三男リチャードが、男女二つの性を持つという秘密を抱えながら成長していく姿を描いています。母親から「悪魔の子」と疎まれながらも、愛情深い父・ヨーク公リチャードに育てられ、彼の願いがイングランドに混乱をもたらすこととなる過程は非常にドラマティックです。

物語の中で、リチャードは不思議な羊飼いの青年・ヘンリーと出会い、互いに通じ合う心の絆が深まります。この出会いはリチャードの運命を大きく変えるきっかけとなり、彼が抱える内面の葛藤が物語の重要なテーマとなっています。

豪華キャストが勢揃い！

今回のミュージカル版では、主人公リチャードを宝塚歌劇団出身の飛龍つかさが演じ、もう一人の主人公であるヘンリー役には、ダンス＆ボーカルグループ「THE RAMPAGE」のRIKUと冨岡健翔がWキャストで登場します。また、アン役には元AKB48の小田えりな、エドワード王太子役は「XY」のKANJIが担当するなど、豪華なキャスト陣が揃っています。

他にも、舞台『魔法使いの約束』などで知られる山田ジェームズ武、ボーイズユニット「NORD」の舟木健、ミュージカル『薄桜鬼』で活躍中の川上将大など、魅力的な顔ぶれが期待されています。