茨城・石岡市が誇る「常陸國總社宮祭礼」と業務提携で新たな文化発信へ

石岡市と「常陸國總社宮例大祭」提携の意義

茨城県石岡市の観光サイト「石岡のおまつりの魅力」が、関東三大祭りの一つである「常陸國總社宮例大祭」を主催する「獅子・山車・ささら行事保存会」との業務提携を発表しました。この提携は地域文化の発信と、伝統行事の保全を目的としています。

提携の背景

この「石岡のおまつりの魅力」は、三優堂株式会社によって2018年に設立されたサイトで、石岡市の文化と観光魅力を伝えることを目指しています。しかし、人口減少や新型コロナウイルスの影響で地域の賑わいが失われている中、祭りを愛する人々の協力によりサイト運営が続けられてきました。

2022年から祭りが再開され、サイトのアクセス数が増大。これを受けて、より多くの人々に「石岡のおまつり」の魅力を伝えるべく、保存会との提携が決定しました。

提携の内容

提携先の「常陸國總社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事保存会」は、9月に開催される「石岡のおまつり」を主催し、地域の伝統文化を運営、保存、伝承する役割を担っています。この提携によって、祭り情報の迅速な更新や、魅力の訴求がこれまで以上に可能となります。

石岡のおまつりの特長

「石岡のおまつり」は、毎年9月15日と敬老の日を含む3日間にわたり開催され、正式には「常陸國總社宮例大祭」と呼ばれています。創建1000年を誇る常陸國總社宮の最も重要な祭りであり、毎年50万人以上の観光客が訪れます。

このお祭りでは、12台の豪華な山車や30台以上の幌獅子などが披露され、地域文化の真髄を感じることができます。