いまの気持ちがわかる辞典、誕生!
株式会社ナツメ社から、子どもたちが自分の気持ちを表現するための新しい参考書『伝える力が身につく 思いやる心が育つ気持ちのことばじてん』が発売されます。日常生活で自分の感情を理解し、上手に伝える力を育む一冊として、発売日は2025年9月17日となります。
自分の感情に気づく力を育てる
本書は、子どもたちが日々抱える様々な感情に寄り添い、適切な言葉を見つける手助けをします。「悲しみ」「喜び」「怒り」など、10の異なるカテゴリーに分けられた感情表現は、子どもたちが自分の気持ちを理解しやすくするための工夫がされています。さまざまな表現を知ることで、ふとした瞬間に「今、私はどう感じているのか?」と振り返ることができます。
わかりやすいイラストで楽しく学習
本書の特徴は、なんといっても豊富なイラストです。具体的な状況を描いたイラストを通じて、読者は自分の経験を思い出したり、想像することで楽しく言葉を学ぶことができます。不安な気持ちや嬉しい瞬間などを具体的なイラストで捉え、自分の感情に名前を付ける作業は、自己理解を深める非常に重要なプロセスです。実際の使い方やシチュエーションに基づく例も豊富に収録されており、即実践が可能です。
人間関係をより良くするために
感情の言葉を知ることは、自分の気持ちを表現するだけでなく、他者とのコミュニケーションを円滑にするためにも重要です。たとえば、子どもが「イライラしている」と正確に伝えられれば、周りの人々はその感情に理解を示しやすくなります。逆に、言葉がわからないことで、意図せず他者を傷つけてしまう場合もあります。感情の言葉を意識し、上手に使うことで、より良好な人間関係を築くことが可能になるのです。
実用的な内容と監修者の意義
本書は、一般社団法人日本ポジティブ教育協会の代表理事であり、心理学の専門家である足立啓美氏の監修のもと制作されました。足立氏は、「自分の気持ちに気づき、それを言葉にする力は心の土台を形成する」と語り、自分自身の感情を適切に表現することの重要性を強調しています。感情を上手に整理できる力を育むことで、他人への思いやりも深まると期待されています。
まとめ
『気持ちのことばじてん』は、子どもたちの感情表現を豊かにするための本として、多くの家庭で役立つことでしょう。楽しく学びながら自己理解を深め、他者とのコミュニケーション能力を高めるために、ぜひ手に取ってみてください。日常生活で必要な感情の言葉を、イラストを通じて学ぶことができるこの一冊は、一生使えるスキルを育む助けとなります。
【書籍情報】
- - タイトル:『伝える力が身につく 思いやる心が育つ気持ちのことばじてん』
- - 監修者:足立啓美(公認心理師)
- - 発行元:ナツメ社
- - 価格:1,760円(税込)
- - ページ数:192ページ(オールカラー)
- - 発売日:2025年9月17日
- - アマゾンリンク
この本を通じて、子どもたちが自分の感情をしっかりと理解し、他者へ思いやりを持って接する素晴らしい大人へと成長していくことを願っています。