未来屋書店が児童書シュリンクパックを廃止
株式会社未来屋書店(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:平川雅隆)が、2025年10月1日より全国205店舗で児童書のシュリンクパックを全面的に廃止することを発表しました。この取り組みは、こどもたちに「ほんとうに好きな一冊」と出会ってほしいという願いから生まれました。
読書体験の重要性
従来、シュリンクパックは汚損防止や防犯のために用いられてきましたが、未来屋書店は、子どもたちが本に触れる体験が非常に重要であると認識しました。実際、こどもたちは限られたおこづかいを使って真剣に本を選ぶ際、自らの手でページをめくることが重要な読書体験につながります。この時間こそが「読みたい」と思える本との大切な出会いであり、子どもたちの成長を支える貴重な瞬間となります。
新たな取り組みと目指すもの
未来屋書店は、このシュリンクパック廃止の取り組みを通じて、より多くの子どもたちに特別な読書体験を提案したいと考えています。そして、この試みが未来の読書家育成につながり、児童書売上国内1位の地位を確立することを目指しています。加えて、この取り組みを通じてプラスチック使用量の削減にも貢献し、環境負荷の低減を図る意義もあります。
未来屋書店のビジョン
未来屋書店は、ただ本を販売するだけではなく、持続可能で新しい形の書店を提案していきます。このような活動は、企業にとっても社会にとっても未来を見据えた重要な使命であると考えています。全店舗でのシュリンクパック廃止は、環境に優しい選択肢を提供しながら、子どもたちに豊かな読書体験を送る意義ある挑戦です。
未来屋書店の会社概要
- - 社名:株式会社未来屋書店
- - 本社:千葉県千葉市美浜区中瀬 1-5-1 イオンタワー9F
- - 電話番号:043-298-1021(代表)
- - 設立:1985年12月24日
- - 資本金:1億円(イオン株式会社100%出資)
- - 代表取締役社長:平川雅隆(ひらかわ まさたか)
- - 事業内容:書籍・雑誌の販売、文具・雑貨の販売、コワーキングスペースの運営
まとめ
未来屋書店の新しい取り組みは、ただのビジネス上の決定ではなく、未来を見据えた読書文化の発展を促進するための重要なステップです。子どもたちが本と真剣に向き合い、心から楽しめる読書体験を提供するために、未来屋書店はこれからも努力していく所存です。