見どころ満載!『初めてのAPI開発』
株式会社インプレスが12月に新刊『初めてのAPI開発PythonとFlaskで固有名詞抽出に挑戦』を発行します。この本は、著者の岸田紋佳さんによる、Pythonを用いた自然言語処理の基本から実践までカバーした内容です。特にAPI開発に焦点を当てており、プログラミング初心者にも分かりやすく設計されています。
技術の泉シリーズとは?
『初めてのAPI開発』は、技術の泉シリーズの一部で、エンジニアが書いた技術同人誌を商業書籍として発行しています。このシリーズは、即売会や勉強会で配布された同人誌を元にしており、技術者の知見を広めることを目指しています。
書籍の内容
本書では、以下のような内容が扱われています。
- - 開発環境の準備:Dockerを使用してFlaskが動作する環境の構築方法を解説
- - 自然言語処理における固有名詞抽出の基礎
- - クエリ文字列から固有名詞を抽出するAPIの作成手法
- - Cloud RunによるAPIの公開
- - さらに機能を追加するためのルーティング実装
これらの章を通じて、読者は単なる理論だけでなく、実践的なスキルを習得できます。
誰でもできる!
初心者でも安心して取り組める内容に設定されており、特にDockerやFlaskを初めて触れる方にとっては、大変有益なリソースとなるでしょう。特にAPIの設計からデプロイまでの具体的手順が詳しく解説されているため、実際のアプリケーション開発にすぐに役立てられます。固有名詞抽出という特定のタスクを通じて、自然言語処理の魅力を感じていただけるでしょう。
著者の背景
岸田紋佳氏は大阪大学出身で、広告代理店や制作会社での経験を経て、2023年には自身の会社「OUTSIDER DESIGN & TECH株式会社」を設立しました。デザインやシステム開発に精通した彼女の経験が、本書の実践的な内容に大きく寄与しています。
価格と購入
この書籍の小売希望価格は、電子書籍版が1,800円(税別)、印刷版が2,000円(税別)となっています。電子書籍は各種プラットフォームで購入可能で、印刷書籍もオンラインストアなどで予約注文が開始される予定です。
技術の泉シリーズの意義
このシリーズは、技術者の知見を速やかに広めることを目的としており、返品や品切れの心配がいらない持続可能な出版モデルを採用しています。新たな知見の流通を促進するために、技術同人誌に触れる機会を提供しています。
今後のAI時代に向けて、AIや自然言語処理のスキルを磨きたい方々にとって、必見の一冊となるでしょう。