日本語の助詞を学ぶ必携の書
アニメやマンガを愛する海外ファンに向けて、日本語をより深く理解するための実用書『日本語の助詞とよくある表現』が2023年9月17日に発売されます。この書籍は、株式会社ナツメ社から刊行され、日本語の助詞について丁寧に解説しています。
助詞の基礎から応用まで
本書では、26種類の主要な助詞の使い方や意味について、やさしい言葉で説明しています。特に、例文にはイラストが添えられており、状況を直感的に理解できる工夫がされています。このアプローチにより、読者は助詞の使い方を視覚的にも感じられることでしょう。
よくある表現を解説
さらに、本書には「よくある表現」コーナーが設けられており、日本語特有の慣用句やことわざ、言い回しについても詳しく解説されています。これは、外国人が実際に日本で使われる言葉や表現を学ぶのに非常に役立ちます。また、「Q」コーナーでは、他の助詞との使い分けについて質問形式で解説しており、誤用を減らす助けとなります。
日本人でも難しいコロケーション
巻末には、日本語独特の表現である「コロケーション」のセクションがあり、日常の生活やビジネスシーンでよく使われる言葉の組み合わせを紹介しています。言葉の選び方や使い方について、具体的な事例を通じて理解を深めることができます。これにより、日本語のニュアンスをつかむ一助となるでしょう。
本書の目次
本書は以下のような目次内容で構成されています:
- - 助詞って何?(What Are Particles?)
- - 本書で紹介する助詞(Particles in This Book)
- - 26のおもな助詞(26 Main Particles)
- - 本書の使い方(How to Use This Book)
- - 日本語の助詞と使い方(Japanese Particles and How to Use Them)
- - 巻末付録 コロケーション(Convenient collocation)
- - 機能別索引(Functional Index)
- - おわりに(Epilogue)
著者について
著者には、恵泉女学園大学名誉教授の秋元美晴氏をはじめ、開智国際日本語学校の上原真知子氏、横浜YMCAの入江香寿美氏、平岡守氏、安富由起子氏といった日本語教育の専門家が揃っています。彼らの長年の経験に基づいた、実践的かつ理論的な視点から、日本語を学ぶ海外ファンに寄り添った内容となっています。
書籍情報
- - 書名:『日本語の助詞とよくある表現』
- - 著者:秋元 美晴、上原 真知子、入江 香寿美、平岡 守、安富 由起子
- - 発行元:ナツメ社
- - 定価:1,870円(税込)
- - 仕様:B5判/176ページ
- - 発売日:2023年9月17日
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海外の日本文化ファンに向けたこの書籍は、言語と文化を結ぶ架け橋となるでしょう。興味のある方はぜひ手に取ってみてください。