東大出身の音楽家ヤマモトショウ、初エッセーが発売決定
音楽界に新たな風を吹き込む作詞家ヤマモトショウが、2025年8月4日に初のエッセー『歌う言葉考える音世界で一番かわいい哲学的音楽』を発売します。この一冊では、音楽の形成過程や歌詞について哲学的観点から深く掘り下げた考察が展開されます。
ヤマモトショウとは
静岡県出身のヤマモトショウは、東京大学文学部にて哲学を専攻し、2013年からバンド「ふぇのたす」のメンバーとして活動を始めました。彼の名前が広く知られるきっかけとなったのは、FRUITS ZIPPERのヒット曲『わたしの一番かわいいところ』で、これはSNSでの再生回数が30億回を超える大ヒットとなりました。また、2024年には『NEW KAWAII』で日本レコード大賞の優秀作品賞を受賞しました。彼は現在、独創的な音楽や地域活性化の試みを通じて、音楽の可能性を広げています。
エッセーの内容
新著の中では以下のようなテーマを扱っています:
1.
作詞家という仕事の実態
2.
良い歌詞とは何か?
3.
タイトル作成法や言葉の集め方
4.
音楽と哲学、音楽と数学の関係
特に興味深いのは、「歌詞の意味がわからない」の意味を考察する章や、音楽に対する哲学的な探究です。これらの考えを通じて、音楽ファンだけでなく、言語について思索するクリエイターや職業人にとっても多大なインスピレーションを与える内容となっています。
思考実験的要素
エッセーは、音楽を「思考実験」として捉えた部分も見どころです。音楽の背後にある理論や哲学的知見を踏まえた上で、実際の音楽制作にどのように役立てるかを論じています。ヤマモトショウは、自らの経験を基に、理論的かつ実践的なアプローチを提案しています。
誰におすすめ?
このエッセーは、音楽業界のプロフェッショナルや音楽ファンだけでなく、新しいアイデアを求めるすべての人々にとって有益な内容が詰まっています。特に、言葉や表現の持つ力を重視する方々にとって、耳に新しい刺激が得られることでしょう。
書誌情報
- - タイトル: 歌う言葉考える音世界で一番かわいい哲学的音楽
- - 著者: ヤマモトショウ
- - 定価: 1760円
- - 発売日: 2025年8月4日
- - 発行: 株式会社祥伝社
本書は、音楽の魅力を再認識させてくれる一冊です。アマゾンや楽天ブックスでも購入できますので、ぜひお手に取ってみてください。音楽の新たな視点を得られることでしょう。