万博初の宇宙ライブイベント「KIBO SPACE LIVE」2025年7月開催決定！

万博初の宇宙ライブイベント KIBO SPACE LIVE

2025年7月10日に開催される「KIBO SPACE LIVE in EXPO2025」は、万博史上初めて国際宇宙ステーション（ISS）と大阪のEXPOホールをつなぐライブイベントです。このイベントは、株式会社バスキュールが運営するKIBO宇宙放送局を通じて実施され、宇宙のライブ映像をリアルタイムで体感することができます。予約は2023年6月10日より受付が始まっており、万博の入場券が必要ですが、参加は無料です。

イベントの概要

「KIBO SPACE LIVE」は三部構成となっており、各部で異なるテーマと出演者が用意されています。参加者は、宇宙からの映像をリアルタイムで見ながら、さまざまなトークや演出を楽しむことができます。特に注目されるのは、ISSから届けられる地球のライブ映像や、地球環境に関するデータをリアルタイムで見ることができる点です。

第一部：「宇宙と万博が初めてつながる瞬間」 11:00～12:00

この回では、ISSと万博会場がリアルタイムでつながり、宇宙飛行士の山崎直子さんをゲストに迎えます。ISSから送られる地球の映像をみんなで見ながら、環境省との連携による温室効果ガス観測データのリアルタイム表示も行われ、宇宙から見た地球の現状について考える貴重な機会です。また、アジア太平洋地域最大級の宇宙ビジネスカンファレンス「SPACETIDE 2025」とのコラボイベントもあり、宇宙ビジネスの最前線についても紹介されます。

第二部：「いのちめぐる冒険」パビリオンとのコラボ 13:00～14:00

アニメーション監督の河森正治氏がプロデュースする「いのちめぐる冒険」パビリオンとの共同イベントです。ISSからのライブ映像に加え、気象衛星「ひまわり」によるタイムラプス映像も放映され、雲や太陽の変化を観察しながら、河森監督と共に語り合います。「願いの博覧会」といった参加型コンテンツも計画されており、参加者が自らの願いを宇宙と共有することができます。

第三部：宇宙から大西宇宙飛行士が生出演 18:00～20:00

この回では、ISSに滞在中の大西卓哉宇宙飛行士とのリアルタイム交信が行われるメインプログラムとなります。大西宇宙飛行士との対話を通じて、参加者は宇宙の視点を持ちながら、さまざまな質問を投げかけることができます。さらに、宇宙から見た日本の姿をリアルタイムで届ける可能性があり、感動的な瞬間となることが期待されます。また、合唱指揮者松下耕さんと、グラミー賞受賞のチェロ奏者エル・マツモトさんが共演し、チャリティソング『ほしのおと』の初披露も行われます。

予約方法と参加条件

参加するためには、イベントの予約が必要です。予約は特設サイトから行うことができます。万博入場券も必要ですが、参加自体は無料です。これにより、より多くの人々が宇宙とのつながりを体験し、地球環境について考えるきっかけを提供することが目指されています。

まとめ

本イベントは、国際宇宙ステーションと直に繋がることで、地球の現状をより深く知ることができる貴重な機会です。宇宙飛行士との交信やトークセッションを通じて、宇宙への理解を深めるとともに、未来の地球環境について真剣に考える場となるでしょう。新たな発見と感動が詰まった「KIBO SPACE LIVE」をお見逃しなく！