『BUTTER』累計100万部突破
2025-07-31 11:54:48

柚木麻子のベストセラー『BUTTER』累計100万部突破記念カバー登場!

柚木麻子の『BUTTER』が全世界累計100万部を突破



著者の柚木麻子が手がけた小説『BUTTER』が、ついに全世界累計で100万部を達成しました。この作品は新潮文庫から出版され、特に注目されているのはその英訳版がイギリスで大ヒットを飛ばしているという点です。実際、英国内では45万部を超え、3つの賞も受賞しました。特に注目すべきは、日本人の作品でありながら翻訳小説として極めて珍しい賞を獲得したことです。

限定リバーシブルカバーの販売



この快挙を記念して、日英限定のリバーシブルカバーが登場しました。このカバーは、イギリス版と日本版のデザインが施されており、その日の気分やシチュエーションに合わせて表裏を楽しむことができます。ルッキズムの問題性を提起し、現代社会におけるフェミニズムの視点を持つ本作は、多くの人々にとって自己認識や価値観を見直すきっかけとなっているようです。

物語の魅力



物語は、カジマナこと梶井真奈子の視点から描かれます。彼女は男たちの財産を奪い、さらには彼らを死に追いやるという衝撃的な経歴を持ったキャラクターです。その真奈子の周囲で展開されるのは、週刊誌記者となった町田里佳との出会いによる心の変化です。里佳は真奈子との面会を重ねる中で、自らの生き方や社会に対する認識が大きく変わっていく様子が描かれています。

この作品が持つメッセージは、「自分を大切にすること」「社会の常識に抗うこと」というものです。現代の男性優位社会や働き方を見つめ直し、全ての人が自分自身をケアしながら生きていく大切さを問いかけます。

世界中の絶賛の声



現在、世界各国で評判がさまざまに寄せられています。特に英訳版については、翻訳者のポリー・バートンが『BUTTER』の成功を語る中で、英語圏の読者がこの作品からどれほどの影響を受けているか驚愕しているのです。同様の意見がアメリカの出版社からも寄せられ、読者からの熱烈な支持を受けていることが明らかになっています。

著者・柚木麻子と今後の展望



1981年東京に生まれた柚木麻子さんは、2008年にデビューした新進気鋭の作家です。日本国内だけでなく、海外でもその才能を評価されています。今後はさらに多くの国での翻訳出版も期待されており、世界中の人々に影響を与え続けることでしょう。

『BUTTER』は、社会派小説として様々なメディアに取り上げられ、多くの絶賛の声が寄せられています。これからも『BUTTER』旋風は続くと予想され、今後の展開に目が離せません。リバーシブルカバーとともに、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。限られた書店での販売とのことですので、早めのチェックをお勧めします。


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