『The Book』が語る文明再構築とは
世界の書籍市場で30万部以上を販売した『The Book:究極の文明再構築ガイド』。その内容は、デジタル社会における紙の再評価をテーマにした、思考を促進するための一冊です。著者である共同創業者ヴセヴォロド・バティチェフ(セヴァ)は、日本の直島で過ごした静寂な体験を基に、本書を構想しました。現代社会の中で「何を未来に残すべきか」という問いを考える手助けとなるこの書物は、造本そのものが“思考を立ち上げる装置”として設計されています。
この書籍は、アメリカやヨーロッパで先行して発表され、多くの支持を得てきました。そして、2024年には日本語版がリリースされることになりました。これは、AI時代における思考の再定義や紙媒体の再評価を促すことができる日本での取り組みの一環です。
デジタル時代におけるアナログの魅力
『The Book』が持つ魅力は、単に知識を提供するだけでなく、家族や友人と一緒になって楽しめるという点でもあります。山田五郎氏も「今はデジタルの時代。だからこそ、あえて“デカい”アナログの本を手に取り、ページをめくりながらみんなで想像するプロセスが楽しめる」と語ります。このように、同書は知識を提供するだけでなく、対話を生む文化的なデバイスとしても機能しているのです。
賞賛の声が寄せられた理由
動画の公開後、視聴者からは「本というより芸術作品のよう」といったコメントが寄せられ、「家族と一緒にページをめくる体験が想像できた」という意見もありました。このような反応は、『The Book』が視覚的にもインパクトを持ち、読者同士のコミュニケーションを深めるきっかけとなることを示しています。
クリスマス企画「私が残したい文明」
このタイミングでHungry Minds Japanは、山田五郎氏のYouTube番組で製作されたクリスマスキャンペーン「私が残したい文明」を開始しました。このキャンペーンは、インスタグラムやX(旧Twitter)を通じて展開されます。特製の『The Book』ステッカーを抽選でプレゼントする企画で、誰でも参加できる方式になっています。応募は簡単で、指定のハッシュタグを使い、自分が残したい文明について投稿するだけ。締切は2025年12月21日です。
Hungry Mindsとは
Hungry Mindsは現代の文化的遺物を生み出すことを使命とした出版社です。すべてのプロジェクトには、アートや科学、歴史といった要素が組み込まれ、創造的な体験を提供しています。『The Book』を始めとするプロジェクトを通じて、誰もが知への渇望を満たすことができる世界を目指しています。
山田五郎氏のプロフィール
評論家の山田五郎氏は、日本の美術や文化に関する深い知識を持ち、多くの書籍やテレビ番組でその知識を披露してきました。彼のYouTubeチャンネルも話題を集めており、一人ひとりが知識を深めることをサポートしています。
今回は、『The Book』を通じて進化し続ける文明について考える機会が得られたことを、多くの方と共有したいと思います。ぜひ、クリスマスキャンペーンにも参加し、『The Book』の魅力を体験してください。