小田島創志が翻訳、小笠原響演出による『リチャード三世』新宿で上演決定

義庵の5th ACT『リチャード三世』が新宿シアタートップスで登場

新しい舞台作品が待ち望まれる中、義庵が5th ACTとしてシェイクスピアの名作『リチャード三世』を上演することが発表されました。この作品は2025年の6月15日から22日まで、東京都新宿区の新宿シアタートップスで行われます。翻訳を小田島創志が、演出を小笠原響が手がけることが注目されます。

新訳の魅力と演出家の視点

小田島創志の翻訳によって、シェイクスピアの原作がどのように新たに生まれ変わるのか、観客の期待は高まるばかりです。小田島は過去にも多くの名作翻訳に携わっており、その独自の視点と美しい日本語により、作品の深みを増しています。

一方、演出の小笠原響は、独特な視点で物語の核心を描き出す才能を持っています。舞台における人物の心理描写や動きの美しさに定評があり、今回はどのようにリチャードの残忍さや狡猾さを演出していくのか、非常に楽しみです。

ストーリーの背景

『リチャード三世』の物語は、イングランドの歴史に名を刻む「薔薇戦争」を背景としています。物語は、ランカスター家のヘンリー六世の死後、ヨーク家のエドワード四世が王位につくところから始まります。しかし、エドワードの弟であるグロスター公リチャードは、王位継承者を次々と排除して、自らの野望を実現しようとするのです。リチャードの冷酷さや野心が、物語全体にわたってどのように展開されるのでしょうか。

豪華キャスト陣の紹介

この作品には、リチャード三世を演じる加藤義宗をはじめ、実力派俳優が揃っています。ヘイスティングス卿には今拓哉、エドワード四世には土屋良太、バッキンガム公には津村知与支（モダンスイマーズ）がキャスティングされています。各役者が持つ独自の魅力と演技が交錯し、この物語に深みを与えることでしょう。

公演の詳細とチケット情報

公演期間は2025年6月15日（日）から6月22日（日）までとなっており、会場は新宿シアタートップスです。チケットは現在カンフェティで販売中で、前売り価格は6,500円、当日精算は7,000円となります（全席指定・税込・未就学児童入場不可）。また、チケット購入の流れや会員特典についてはカンフェティの公式サイトで確認できます。