東京俳協の歴史と65周年事業
東京俳優生活協同組合、通称「俳協」が、2025年5月29日に創立65周年を迎えます。この記念すべき節目を祝うため、特設サイトを立ち上げ、多様な周年記念事業を実施することが決定しました。1960年の設立以来、俳協は俳優や声優の地位向上と育成に臨んできた歴史を誇り、数多くの才能を業界に送り出してきました。
俳協は1966年に現在の事務所に移転し、1972年には俳優の養成事業を開始。その後、劇団俳協の設立やフリースペースTACCS1179の開設を進め、幅広い芸能活動を支援してきました。現在も、さまざまなジャンルで活躍する人材を育て、芸能文化への貢献を続けています。
65周年特設サイトとSNSの開設
65周年を記念して、特設サイトが立ち上げられ、特別コンテンツが順次公開されていく予定です。また、公式SNSも開設され、X(旧Twitter)とInstagramで情報発信が行われます。今後のイベント情報や最新情報の発信を通じて、ファンとのさらなる関係構築が期待されます。特に、池田秀一がナレーションを担当する65周年記念動画も公式SNSで公開されるので、注目が集まります。
特設サイトはこちら
新人発掘オーディション
今回の65周年を記念した企画の一つとして、声優やナレーターを対象とした大型新人発掘オーディションが行われます。俳協は声優事務所の先駆けとされ、多くの才能を育成してきたその歴史から、新たな才能を見つけ出すことを期待しています。グランプリとして選ばれた参加者には、俳協に所属する権利が贈られます。
応募概要
- - 応募期間:2025年4月2日(水)~2025年5月12日(月)
- - 1次審査:書類選考
- - 2次審査:東京・大阪にて実施
- - 最終審査:俳協所属の声優をゲストに迎え、グランプリを決定
また、オーディションの詳細や応募方法は特設サイト及び公式SNSで順次発表される予定です。参加を検討される方は、ぜひ注目してください。
記念イベントの概要
65周年を記念した各種イベントも用意されています。まず、「声優朗読劇 フォアレーゼン」とのコラボ企画が全国各地で展開されます。この企画の初日は2025年10月5日に大阪で開催され、豪華なキャストが参加します。この朗読劇は特別に書きおろされた作品です。また、宮沢賢治の名作を題材にした「銀河鉄道の夜」の朗読劇も俳協の劇場で上演されます。日替わり出演者による豪華な12ステージが予定されており、終演後には出演者やゲストを交えたアフタートークも行われます。
さらに、65周年を祝うスペシャルイベント「俳協FESTIVAL」も2025年8月に開催予定です。詳細は順次発表されるとのことなので、続報を楽しみにしています。
多岐にわたるイベントや企画を通じて、65周年を盛り上げる俳協。これからもフレッシュな才能の発掘と、さらなる芸能文化の発展に期待したいところです。