学研グループ社内報『Gakken Life』が社内報アワードで受賞
2026年には創業80周年を迎える株式会社学研ホールディングスが、ウィズワークス株式会社主催の「社内報アワード2025」で、社内報『Gakken Life』がブロンズ賞を獲得しました。今回は2025年10月10日の授賞式での受賞を祝し、その詳細と取り組みについて紹介します。
学研グループ社内報『Gakken Life』の歴史
学研グループは1946年に設立され、1958年には社内報の発行を開始しました。この社内報は、従業員たちが会社の真の姿を理解し、活気ある社風を構築するために役立つことを目的としています。創刊当初は白黒の一枚紙で、その名も『社内報』とだけ呼ばれていましたが、1960年に全従業員から募集して『Gakken Life』という名称が付けられました。この数年で、色彩豊かな印刷に変更され、現在は毎月Webで配信。全社員がデジタル端末を通じてアクセスできる形式に変わり、社内報は時代と共に進化しています。
受賞した企画内容
受賞に至った企画の名は「いつも心にGakken 頭文字(Initial)Values」。これは学研グループのコーポレートアイデンティティを浸透させるため、2023年11月号から開始した連載です。「G・A・K・K・E・N」という頭文字を用いた行動指針を、社員自身がどのように実施しているかを紹介し、誇りを持って日常業務に取り組む姿勢を促しています。この企画には110社中31社が参加し、社員たちは自らの経験を通じて、コーポレートアイデンティティを「自分のこと」として捉える機会を得ています。
Gakken Initial Valuesの内容
人と社会の持続的な成長に貢献しよう。
新しいきっかけを生み出す行動を起こそう。
誰よりも学び、率先して知識を還元しよう。
お客様や仲間に優しさを示そう。
誰かを楽しませるために自分も楽しもう。
ボーダレスに思考し、活躍の場を広げよう。
審査員の評価
今回の受賞について、審査員からは「読む・聞く・話すを通じて、コーポレートアイデンティティの浸透を図っている」とのコメントがありました。ダイバーシティがバランス良く反映され、企業の象徴であるキーカラーに統一されたデザインも評価を受けました。各企業へのアプローチが認知・共感・実行に繋がるよう設計されている点も高く評価されています。
社内報アワードとは
「社内報アワード」は、ウィズワークス株式会社が2002年から開催する全国規模の社内報コンペティションです。優れた企画を表彰し、応募企業同士の交流を促進するイベントでもあります。
学研ホールディングスについて
学研グループは、教育や医療福祉関連事業を展開する持株会社として、国内外で幅広い事業活動を行っています。特に教育分野においては「学研教室」など、教育を通じた成長に力を入れています。
このように、社内報『Gakken Life』は単なる情報伝達の手段ではなく、企業文化を形成し、社員の活力を引き出す重要な役割を持っています。これからも学研グループがどのように進化していくのか、注目していきたいと思います。