『歴史道』Vol.40が特集する連合艦隊と太平洋戦争の真実

特集『歴史道』Vol.40：連合艦隊と太平洋戦争の真実

2025年7月7日、待望の『歴史道（れきしどう）』Vol.40が発売されます。今号では、戦後80周年を迎えるにあたり、「連合艦隊と太平洋戦争の真実」に焦点を当て、さまざまな視点からこの歴史的な出来事を掘り下げます。

日本の海軍力の歴史

明治時代から戦後にかけて、日本は海洋国家としての地位を確立するため、軍事力の強化に力を入れました。西欧列強に対抗すべく、国家の経済の多くを軍事費に振り向けた結果、日清戦争や日露戦争で勝利を収め、第一次世界大戦では戦勝国の仲間入りを果たしました。これによって日本はイギリスやアメリカに肩を並べる海洋大国となりました。しかし、ワシントン・ロンドン海軍軍縮会議を経て、日本の海軍力は大きな制限を受けることとなります。

大艦巨砲主義へ

海軍力の制限に直面した日本は、「一艦の破壊力で勝る」という大艦巨砲主義を採用し、太平洋戦争へと邁進していきます。この戦争の中で、連合艦隊の戦いがどのように展開されたのかを本号では詳しく解説します。特に、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦、マリアナ沖海戦といった重要な戦闘を網羅し、それぞれの戦いが日本海軍に与えた影響を考察します。