上海で開催された「STRAWBERRY FIELDS」が音楽の熱狂で幕を閉じた

上海での音楽フェス「STRAWBERRY FIELDS」終了

2025年8月8から10日、上海のライブハウスで「STRAWBERRY FIELDS（中国名：草莓共振場）」が盛況のうちに幕を閉じました。本イベントは、MODERN SKY JAPANが中国のMODERN SKYと共同で企画・運営したもので、日本のアーティストと地元のアーティストが一堂に会する稀有な機会となりました。

日本からのアーティストたち

この3日間には、amazarashi、chilldspot、I Don’t Like Mondays.、KANA-BOON、Klang Ruler、NON、須田景凪が出演。特に印象的だったのは、NONのパフォーマンスです。彼女はデニムスタイルで登場し、ギターを手にした姿が観客の心をつかみました。日本独自の音楽性を体現した彼女のパフォーマンスは、観る人を惹きつけるものでした。須田景凪は、中国での初パフォーマンスを成功させ、人気曲を披露し、観客を幻想的な世界へと引き込みました。

文化の共鳴

このイベントは単なるコンサートではなく、アーティストとファンの心が響き合う「共鳴の場」として、多様な文化が交錯しました。観客は言語の壁を越えた感動を体験し、アーティストたちの表現力が新しい形で広がりました。特に、Klang Rulerは中国のファン層を着実に拡大し、彼らの作品は様々な世代の心情を表現しました。

中国現地アーティストたちも参加

イベントにはLiyuuやChiliChill、SummerVapour夏至梦といった中国のアーティストも参加し、日本と中国の音楽文化が一つのステージで融合しました。多様なアーティストが積極的に交流し合う中で、観客は見知らぬ人同士で音楽を介してつながることができました。

SNSでの反響

イベント終了後、SNS上には多くの反響が見られました。「NONの多才さに惚れた」、「amazarashiに会えたことで感動の涙が溢れた」といった投稿が相次ぎ、日本の音楽への理解が深まった様子が伺えます。

今後の展望

今後、「STRAWBERRY FIELDS」は屋外音楽フェス「STRAWBERRY MUSIC FESTIVAL」のライブハウス版として、日中同時開催を計画しています。このプロジェクトは国境を越えて音楽の可能性を広げていくもので、さらに多くの人々が新たな音楽との出会いを楽しむことでしょう。

イベントが成功を収めた背景には、MODERN SKY JAPANが持つ強力なネットワークと、アーティストたちの情熱があるのです。これからも音楽で国境を越えた交流が進むことが期待されます。

今回の「STRAWBERRY FIELDS」は、音楽ファンやアーティストにとって忘れられない経験となりました。多様な文化が交わることで生み出されたエネルギーは、今後の音楽シーンに新たな息吹をもたらすことでしょう。