2025年8月に井口和宏氏が提唱する「グリーン・リスキリング」発売！脱炭素時代のキャリアを考える

井口和宏氏の新著『グリーン・リスキリング』が2025年8月29日発売

日本初の脱炭素領域に特化した総合人材サービス企業であるグリーンタレントハブの代表、井口和宏氏の著書『グリーン・リスキリング』が、2025年8月29日（金）に発売される。内容は、脱炭素人材市場にフォーカスを当て、GX時代におけるキャリアの持続可能性を詳細に解説したビジネス書となっている。

誰もが求めるグリーン人材とは？

2050年までにカーボンニュートラルを実現するためには、150兆ドルものGX投資が必要だと言われている。日本でも2020年に「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、続くGX推進法の成立によって、官民併せて150兆円超のGX投資が進むことが期待されている。この市場の拡大によって、グリーン人材の市場価値は大きく向上する可能性がある。

本書の構成概要

『グリーン・リスキリング』は、以下のような構成で展開される。
第1章・第2章（Why）
脱炭素が引き起こす産業の変革と雇用の二極化について、データと事例を用いて分析している。これにより、なぜ今この時期に行動すべきかが明らかになる。

第3章・第4章（What）
世界の政策や企業の動向、脱炭素市場の全体像を視覚化。カオスマップとスキル分類によって、「あなたのスキルがどこに通用するか」を具体的に見えてくる。

第5章・第6章（How）
転職や副業、業務委託といったリアルな実例をもとに、「未経験でも選ばれる人」の行動パターンを紹介。グリーン・リスキリングを通じてキャリアを開花させた人たちの行動から、自身の最適な道を探ることができる。

グリーンキャリア移行サイクルの提案

著者は、キャリア形成のための4つのステップを提唱する。
1. 経験の棚卸
2. スキルの抽出
3. キーワード化
4. 市場接続

この「グリーンキャリア移行サイクル」を実践することで、個々のキャリアの景色が大きく変わると伝えている。

井口和宏氏のプロフィール

井口和宏氏は1985年生まれで、慶應義塾大学を卒業後、人材紹介事業に従事。在籍していた企業で、電力・ガス関連の新規事業立ち上げにおいてマネージャーとして活躍。2018年には、シェアリングエネルギーに参画し新規事業開発に従事。その後、2023年にグリーンタレントハブを創業し、脱炭素領域での人材不足に課題感を持ち、本書を執筆。

出版記念イベントの開催

著書の出版を記念して、特別イベントが開催される予定だ。このイベントでは環境・エネルギー分野の専門家が集まり、「なぜ今、脱炭素領域なのか」や「成功するための具体的戦略」について掘り下げる。
日時は2025年9月8日で、現地とオンラインで参加が可能だ。ビジネスパーソンや学生、起業家などが対象となる。また、入場無料で定員も設けられているので、興味のある方は早めの申し込みをお勧めする。