「小説トリッパー」創刊30周年記念号が登場!
2025年夏季号として発売される文芸誌「小説トリッパー」が、創刊30周年を迎えることを記念しています。1995年の創刊以来、日本の文芸界において多くの作家たちが活躍の場を提供してきたこの雑誌が、まさに歴史的な瞬間を迎えるのです。そして、この特別号では、30名の著名な作家たちによる「30」をテーマにした短編が掲載されます。この試みは、現在を生きる作家たちの声を次世代に伝えることを目的としており、注目を集める内容となっています。
特集「30人による30の小説」
特設ページに並ぶ豪華な作家陣からの寄稿は、計30作品。参加作家は、青山美智子、朝井リョウ、伊坂幸太郎、加藤シゲアキなど、著名な作家たちです。これだけの実力派が集結する機会は滅多にないため、ファンにとって必読の号となることでしょう。各作家が「30」というテーマをどのように表現するのか、想像を膨らませながら楽しみに待ちましょう。
大澤聡氏による特別評論
また、特別掲載として評論家の大澤聡が「『小説トリッパー』と文芸誌の30年」という評価を語ります。このコラムでは、雑誌がどのようにして文芸界に貢献してきたのか、また今後の展望についても考察される予定です。彼の視点から見る、「小説トリッパー」の歴史は非常に興味深いものとなりそうです。
新連載も続々登場
さらに、特別号では新連載もスタートします。恩田陸、長嶋有、垣谷美雨といった注目の作家たちが新たな物語を届けることに期待が寄せられています。彼らの作品から、新しい文芸の潮流を感じることができるでしょう。
創作・書評・エッセイも充実
この記念号は、特集や新連載だけでなく、多彩な創作や書評、エッセイも充実しています。篠田節子や北沢陶による創作が楽しめるほか、書評を通して最新の文芸動向が追えます。倉本さおりや江南亜美子、小川洋子らの視点からも様々な作品が分析される予定です。
購入情報
「小説トリッパー」2025年夏季号は、6月17日(火)に発売される予定です。定価は1650円(本体1500円+税10%)と、手に入れやすい価格設定です。文芸ファン必見のこの特別号を、ぜひお見逃しなく!
詳細は
こちらからご覧いただけます。
この記念すべき号を通じて、新たな文芸の楽しみを皆さまにお届けできれば幸いです。