日本一の魚市場から極上ネタを見つけよう!
日本の食文化を代表する存在である「すし」。その中でも、豊洲市場は一際その存在感を示しています。2023年11月13日、株式会社世界文化社から待望の書籍『豊洲市場発江戸前すし手帖』が発売されます。この書籍では、江戸前すしの魅力をたっぷりと紹介し、すし通にとって頼れるポケットガイドとして仕上げられています。
極上ネタの見分け方をマスター
本書では、106種類の極上ネタを厳選し、特徴や写真、旬の情報、そして産地を詳しく解説。
特に注目されているのが、豊洲初荷の「くろまぐろ黒鮪」や500年以上の歴史を背景に持つ「ぶり鰤」です。どの魚がどのように美味しいのかが一目でわかるレイアウトとなっています。これにより、すし店や旅行先での失敗を防ぎ、通なオーダーが可能になります。何を注文すればよいのか迷うことはもうありません。
信頼できる情報が集まるこの書籍を手にすれば、すしを食べる楽しみも何倍にも増します。
福地享子が語る「いまのすし」
書籍の著者、福地享子は1998年から築地市場で働き、現在は豊洲市場の図書資料室「銀鱗文庫」の事務局長をつとめています。豊洲市場はもちろん、築地の歴史とも深い関わりが知られる著者が、一番信頼できる情報を集めて伝えることができるのは、彼女自身の経験から来た視点によるものです。「うに海胆」については、戦後に登場した軍艦巻きの立場からもその魅力を解説。ウニの人気が世界的に高まる中で、品質やデザインの競争が生まれている現状にも触れています。
浮世絵と共に読み解く、すしの200年の歴史
本書は単なるネタ集ではありません。巻末には「江戸前すしアーカイブス」が設けられており、江戸時代から現在にかけてのすしの歴史を豊富な資料や浮世絵と共に辿ることができます。すしの誕生前夜から、現代の食文化としての位置付けまで、歴史を読み解ける深い内容が詰め込まれています。興味深いのは、浮世絵に描かれたすしの姿が、その時代の人々の生活や文化を反映していることです。
読者の感想が待たれる現書籍
発売前に「ネットギャリー」で試し読みを行った読者からは、高評価の感想が寄せられています。ホンマグロの初競りや、江戸時代においては下魚とされたことなど、歴史的な背景も読むことができます。多くのレビューは「江戸前すし」という言葉から歴史が見えてくるという点を褒めています。
まとめ
すしの魅力を丸ごと知りたいという方にとって、
『豊洲市場発江戸前すし手帖』は必携の書となるでしょう。美味しいだけでなく、文化的背景や利用法についても深く知ることができるこの書籍。大人の時間を楽しむための必読書に加えられること間違いなしです。
書籍詳細
- - 発売日:2023年11月13日(木)
- - 定価:1,650円(税込)
- - 仕様:B6変型判/224ページ
- - 発行:株式会社世界文化社
すしの全てを知りたいあなたに、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。