『おしごと年鑑2025』の誕生
株式会社朝日学生新聞社は、2025年度版の『おしごと年鑑』を2023年7月7日から一般販売すると発表しました。この年鑑は、キャリア教育をテーマにした小中学生向けの読本であり、2016年の創刊以来、実に70万部を超える発行部数を誇ります。今年も全国の小中学校に寄贈され、教育の一環として多くの子供たちに届く予定です。
日本の企業や団体が勢ぞろい
『おしごと年鑑2025』には、日本を代表する110社以上の企業や団体が参加しており、それぞれの職業を魅力的に紹介しています。誌面にはイラストや図版がふんだんに使われており、親しみやすい内容となっています。子供たちが興味を持つような、「お菓子のグミは何からできているのか?」や「重たいロケットが宇宙へ飛ぶ理由」など、素朴な疑問に現場で働く人々が答えるコーナーも設けられています。
オールカラー312ページのボリュームで、幅広い職業が説明されており、飽きずに楽しく学ばせる工夫がされています。
新たなテーマが盛りだくさん
特に注目すべきは、「AIで未来のおしごとはどう変わる?」というテーマの漫画が掲載されていることです。AI技術の進化が、仕事の流れや内容にどのような影響をもたらすのか、子供たちにわかりやすく伝える試みがされています。漫画という軽快な形式で、難解なテーマも親しみやすく学べるのが魅力です。
さらに、毎年恒例の「運命の1社がわかる!おしごと診断」が好評を博しています。このコーナーでは、どのページから読むかで新たな発見が期待でき、思いもよらない職業と出会うチャンスもあります。
無償配布の取り組み
『おしごと年鑑』は、全国の小中学校やこども食堂、学童施設などにも無償で配布されています。これは、子供たちが自宅でも学習できるようにとの配慮から始まった取り組みです。2019年からは市販も開始されており、自宅でも手軽に購入できるようになり、多くの家庭に役立っています。
また、年鑑に連動したWebメディア「おしごとはくぶつかん」のウェブサイトもありますので、そちらもぜひご覧ください。
お問い合わせ先
詳しい情報や購入に関するお問い合わせは、朝日学生新聞社の教育事業部までご連絡ください。
TEL: 03-3545-5433
今後も、子供たちに向けた教育の一環として、『おしごと年鑑』が多くの家庭や学校で活用されることを期待しています。