あみぐるみの人気は、もはや国境を越え、世界中で愛されています。この手仕事の技術は、特に日本で根強い熱意を集めており、独自の進化を遂げています。そんな中、注目すべき新刊が誠文堂新光社から登場します。本書『動物あみぐるみ雑貨』は、手軽に普段使いできる動物モチーフのあみぐるみ雑貨21点の作り方を紹介しています。
あみぐるみと聞いて、多くの方々は小さくてかわいいキャラクターをイメージするでしょう。確かに、従来は手のひらサイズのあみぐるみが主流でしたが、近年ではクッション程度の大きさのものも作られています。大きなものも魅力的ですが、本書で紹介されるのは、スリッパやマフラー、ティーコゼーなどの日常生活に溶け込む雑貨です。
それぞれの作品には、動物たちがふわふわなモールヤーンで表現されています。クマやウサギ、ヒツジなどの柔らかな印象を持つ動物たちだけでなく、個性的なサメやステゴザウルス、さらにはメンダコといったユニークなキャラクターも登場します。このバラエティ豊かな動物たちが、あなたの日常を楽しく彩ってくれることでしょう。
また、特に初心者の方々に配慮した内容になっており、コツが必要な工程にはプロセス写真を使用して詳しく解説されています。この視覚的な情報は、手芸初心者にとって理解しやすく、挑戦しやすい大きな助けになることでしょう。
書籍で紹介されている全ての作品には、あみぐるみ制作に特化した「ハマナカ itoa あみぐるみが編みたくなる糸」シリーズを使用しています。この特別な糸は、あみぐるみの魅力を引き立ててくれる品質の高い素材です。この本を手に取り、ぜひ「ちょっとあったらかわいい」と思えるあみぐるみ雑貨を楽しんでみてください。
【書籍概要】
書名:動物あみぐるみ雑貨
編者:誠文堂新光社
仕様:B5変判、80ページ
定価:1,540円(税込)
発売日:2025年2月12日(水)
ISBN:978-4-416-52498-5
この機会に、ぜひとも自分自身であみぐるみを編んでみてはどうでしょうか。お友達や家族への贈り物にも最適なこの雑貨たちが、あなたの手から生まれる瞬間を楽しみにしています。