Unityの学びを楽しむ
最近、学校やプログラミングスクールでゲーム制作の授業が増加しており、これに伴い、子どもたちがプログラミングに触れる機会が急増しています。特に、2020年度から導入されたプログラミング教育の必修化や、2025年度から行われる大学入学共通テストでの「情報」科目の採用は、今後ますますプログラミングの重要性を高めています。これに応じた新たな書籍が、マイナビ出版より12月16日に発売される『楽しく学ぶUnity「3Dゲーム」作りのきほん』です。
ゲーム制作の基本をやさしく解説
この書籍は、Unityを使った3Dゲーム制作の基礎を学ぶための親しみやすいガイドとして設計されています。ゲーム中心のプログラミング教育は、単に技術を教えるだけではなく、創造性や論理的思考を育む貴重な機会となります。本書はその一助となることを目的としています。
シンプルな仕組みを理解しよう
Unityで3Dゲームを作成する際には、キャラクターや背景といった3Dデータを扱う必要がありますが、この作業は複雑に思えることも少なくありません。そこで本書では、「シンプルなゲームを自分で考え、制作する方法」に焦点を当てています。スクリプトの解説は章末にまとめられており、初めての方でも特典として提供される3Dモデルとスクリプトを組み合わせることで、すぐにゲームを作り始めることができます。
一見難しそうに見えるゲームでも、実際には基本的な仕組みの組み合わせから成り立っています。これを理解すれば、単純なものを複雑にしたり、スクリプトを工夫して「自分だけのゲーム」を生み出すことが可能になります。
優しいカエルくんが導いてくれる
本書の特徴的な点は、「カエルくん」というキャラクターが登場し、読者の学びをサポートすることです。複雑に感じるUnityの操作も、カエルくんが親しみやすく丁寧に説明するため、専門用語や難解な手順もしっかりと理解できるようになります。まるでカエルくんと対話しながら学ぶことができるので、楽しんでゲーム作りに取り組むことができるでしょう。
著者の経歴
著者の森巧尚氏は、1970年代からゲーム制作に携わり続け、約40年にもわたってこの分野で活動をしています。彼はゲーム制作以外にもコンテンツ制作や講師業を行い、様々な教育機関においてプログラミング教育に深く関わってきました。著書には、プログラミングやゲーム制作に関する入門書が多く、幅広い知識と経験を持っています。
書誌情報
新刊『楽しく学ぶUnity「3Dゲーム」作りのきほん』は、288ページのボリュームを持ち、B5変判で価格は2,959円(税込)。電子版も同価格で提供されています。
マイナビ出版の取り組み
マイナビ出版は、「知と学び、体験、ビジネスを通じて、あなたの明日をともに描く」という理念のもと、書籍の出版だけでなく、読者同士のコミュニケーションや体験を通じて学ぶ場を提供しています。今後のプログラミング教育の進化とともに、ゲーム制作の楽しさを多くの人に広める一助となるでしょう。
この新刊を手に取ることで、たくさんの人がゲーム制作を楽しむことができるはずです。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。