『予備校盛衰史』発売
2026-02-10 10:56:43

教育現場の変遷を描く小林哲夫の新著『予備校盛衰史』が発売

驚きの教育改革を探る『予備校盛衰史』



最近、日本の教育環境は急激に変化しています。学問のハードルが下がり、推薦入試やAO入試が主流となった今、かつてのような「予備校を利用する」ことが当たり前だった時代が懐かしく思われます。こうした背景を受け、教育・受験ジャーナリストの小林哲夫さんが手がけた新著『予備校盛衰史』が、NHK出版より2月10日に発売されます。

予備校の黄金時代



本書では、1970年代から90年代までの「予備校文化」の発展を振り返ります。かつては「受験に失敗したら予備校に行く」という考えが主流で、浪人生はドラマや映画の主人公として描かれることも少なくありませんでした。しかし、今やその文化はどこへ消えたのでしょうか?本書は、この問いを通じて予備校の重要性を再評価する試みを行います。

予備校とは何か



予備校の存在は、日本の公的な教育制度ではほとんど想定されていません。しかし、実際には多くの受験生が大学に合格するためには予備校の助けを必要としています。これは、受験生がその実情を理解しながらも、予備校に対する知識が乏しいからかもしれません。本書は、予備校がどのように成り立ち、その存在理由が何であるのかを考察します。

本書の構成



小林さんは、予備校の歴史を数章に分けて詳述しています。
  • - まえがき:この本を通して何を学べるのか。
  • - 第一章:現在の予備校の実況。
  • - 第二章:明治から戦中期までの草創期の興亡。
  • - 第三章:戦後の群雄割拠と最盛期。
  • - 第四章:80年代から現代までの爛熟期。
  • - 第五章:予備校のアイデンティティに関する考察。
  • - 第六章:予備校文化の特質。
  • - 第七章:予備校文化を創り上げた人々の紹介。
  • - 第八章:今後の予備校が直面する課題として少子化への対応。

このように、各章で異なる視点から予備校の文化とその変遷を探ります。

著者とその背景



小林哲夫さんは1960年生まれの教育・受験ジャーナリストであり、『大学ランキング』編集長としても知られています。豊富な著書、特に『神童は大人になってどうなったのか』や『京大合格高校盛衰史』などで教育問題に鋭い視点を持ち、広く読者から支持されています。また、彼がこの書籍を制作するにあたっての意義や動機も、教育界での彼の経験と知識から得たものであることは間違いありません。

未来の教育に向けて



予備校の流行から見えてくるのは、時代の変化とともに「学問の入り口」の様相も大きく変わっているという事実です。今後、少子化に伴い厳しい競争が予想される中で、予備校はどのように進化していくのでしょうか。本書を通じて、教育に対する新たな視点を得ることができるのではないでしょうか。

『予備校盛衰史』は、受験生や教育関係者のみならず、教育に興味がある全ての人にとって示唆に富んだ一冊となることでしょう。ぜひ、お手に取ってみてください。


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