ディーン・フジオカ初の翻訳絵本『ありさんシェフのしょうたいじょう』が登場!
2025年10月16日(木)、多才な俳優でありアーティスト、映画プロデューサーでもあるディーン・フジオカ氏が手掛けた初の翻訳絵本『ありさんシェフのしょうたいじょう』が、講談社から発売されることが決まりました。本日7月25日(金)からは、全国の書店やオンライン書店で予約注文が開始されています。
この絵本は、イタリアの出版社TERRE DI MEZZOから刊行された『La piu grande cena mai vista(英題:The Biggest Dinner Ever)』の日本語訳。世界各国で多くの読者に愛されているこの絵本を、ディーン氏が実際にイタリア・ミラノへ赴き、原作者やイラストレーターと対話を重ねて翻訳したことが大きな特徴です。彼は「イタリアのミラノで、原作者さんやイラストレーターさんと直接お話を重ねる中で、翻訳の言葉たちは少しずつ新しい命を宿していきました」とコメントしています。
ディーン・フジオカの語る翻訳絵本の魅力
この絵本の魅力は、ディーン氏の豊かな国際感覚と、子供への理解を交えた親としての視点が反映されるところにあります。彼はお子さんを持つ父親でもあり、その経験が翻訳にも活かされています。また、イタリア語版にはないディーン氏独自の“しかけ”や、彼自身の言葉で書かれた心に響くあとがきも、絵本の大きなポイントになります。読後に心があたたかくなり、思わず近くに置いておきたくなるという一冊に仕上がっています。
絵本の内容について
物語は、ありさんシェフが動物たちを晩餐会に招待するところから始まります。しかし、席順を決めることに一苦労。様々な理由でなかなか決まらない席順に、ありさんシェフも頭を抱えます。
「ねずみは、ねこには近づきたくないし、ひつじとおおかみが同じテーブルでは危険だ!」など、動物たちの思惑が交差し、ページをめくるごとにユーモアあふれる展開が待っています。最終的には驚きの結末が訪れることにも注目です。この絵本は、「ちがいがあることの豊かさ」や「誰かを思いやる気持ち」を描いた、ほっこりするストーリーとなっています。
読者へのメッセージ
ディーン氏は、「ページをめくるたびに、あなたの心にも小さな“しあわせのひと皿”が届きますように」と述べており、子どもから大人まで楽しんでもらえることを願っています。大切な人への贈り物や、親子での読み聞かせにもぴったりです。
本書は、ただの絵本ではなく、親子のコミュニケーションツールとしても役立つこと間違いなし。絵本に込められたメッセージを、是非家族で共有してみてください。予約リンクは下記の通りです。
ディーン・フジオカのプロフィール
ディーン・フジオカ氏は1980年に福島県で生まれ、国際的に活躍する俳優、アーティスト、映画プロデューサーです。その語学力や文化的理解は、彼の作品に深みを与えています。また、三児の父でもあり、育児に対するリアルな視点が多くの共感を生んでいます。
今回の『ありさんシェフのしょうたいじょう』を通じて、彼の新たな才能を感じることができるでしょう。ぜひ楽しみにしてください。