ロイヤル・バレエ『シンデレラ』が大好評上映中
世界中のバレエファンに愛されるロイヤル・バレエ『シンデレラ』が、TOHOシネマズ日本橋での上映を延長することが決定しました。元々、2月21日から2月27日までの1週間限定で公開されていたこの作品ですが、好評につき3月6日(木)までの延長が決まりました。バレエ愛好家はもちろん、多くの観客に感動を与えるこの作品の魅力を改めて紹介します。
本作の見どころ
本作品でのシンデレラを演じるのは、金子扶生。彼女は自身のキャリアを通して、非常に高い評価を受けているプリマ・バレリーナです。彼女の演じるシンデレラは、心優しく、健気で、一途な女性像が観客に強く共感されます。母を亡くし、義理の姉たちにいじめられながらも、無邪気な笑顔を絶やさず、思いやりを忘れない姿は、真のヒロインそのものです。
王子役はウィリアム・ブレイスウェル。彼は『不思議の国のアリス』のハートのジャックとしても知られる人気バレエダンサーで、今回のシンデレラでもその存在感が光ります。彼のナチュラルで優雅なパフォーマンスは、多くの観客を惹きつけ、特にシンデレラとのパ・ド・ドゥは、ロマンティックな雰囲気が漂います。
感動的なストーリー
『シンデレラ』の物語は、誰もが知っている感動的なストーリーです。シンデレラは家族に理解されず、ひとりぼっちで過ごす日々。そんな彼女の前に現れたのは、仙女。彼女の魔法によって華やかな舞踏会へと導かれ、王子と出会うことになります。しかし、魔法には期限があり、12時の鐘が鳴ると元の姿に戻ってしまう運命。観客はこのジレンマとシンデレラの一途な愛に心打たれます。
上映中には、特にシンデレラと王子の初めてのダンスシーンや、彼女が魔法で変わった後の美しさに、思わず息を飲むことでしょう。プロコフィエフの音楽とアシュトンの振付が見事に融合し、心に残る演出が施されています。
ロイヤル・バレエの迫力を映像で
映画館という特別な環境でバレエを鑑賞する体験は、観客に新しい感動を提供します。大きなスクリーンと臨場感あふれる音響によって、まるでロイヤル・オペラ・ハウスで観ているかのような迫力があります。バレエの美しさや技巧は、映像で見ることでさらに引き立ちます。
バレエファンにはたまらないこの上映延長。金子扶生とウィリアム・ブレイスウェルが織りなす美しいアートを、ぜひ映画館で体感してください。彼らのパフォーマンスがどう変化し、どれほど感情を響かせるのか、観る人すべてに特別な体験を提供することでしょう。
今後も、ロイヤル・バレエの新しい公演情報や過去の名作のリバイバル上映に期待して、みなさんも何度でも足を運んでみてはいかがでしょうか?アートが持つ力を実感できる貴重な機会です。