シャチの魅力を徹底解剖！新刊『シャチまるごとBOOK』が発売

新刊『シャチまるごとBOOK』が発売！

2023年7月31日、海の王者であるシャチに焦点を当てた新刊『シャチまるごとBOOK』がリリースされ、驚異的な反響を呼んでいます。この本は、海洋の食物連鎖の頂点に君臨するシャチの特性や生態、そして魅力を詳細に紹介します。

シャチの生態とは？

シャチはクジラやイルカの仲間に属し、極寒の北極から暑い熱帯の海まで、ほぼ全世界の海に生息しています。彼らは「キラーホエール」という異名を持つほどの驚異的な身体能力と高い知能を持っており、自らのサイズを超えるクジラすら狩ることができるのです。また、シャチは数十頭からなる群れ「ポッド」を形成し、社会的な構造も持ち合わせています。リーダーは高齢のメスで、若いメンバーにその知恵を授けながら、群れをまとめていきます。

本書の特長

『シャチまるごとBOOK』では、シャチの生態や生活、さらにシャチトレーナーへのインタビューなど、情報が満載です。本書は、南幅俊輔の編著で、鴨川シーワールドの館長である勝俣浩の監修により作成されています。特に印象的なのは、迫力満点の写真やイラストがふんだんに使われている点で、視覚的にも楽しめる内容となっています。

発表前から予約段階でAmazonおよび楽天ブックスのランキングでもトップ10にランクインし、発売前に重版が決定するという大ヒットとなりました。

日本で出会えるシャチ

現在、日本には「鴨川シーワールド」「名古屋港水族館」「神戸須磨シーワールド」の3つの水族館のみが、シャチを見ることができる場所です。本書では、日本で生活する7頭のシャチについて、その個体の特徴や秘蔵エピソードが紹介されており、読者はそれぞれのシャチとその背景を知ることができます。特に注目なのは、名古屋港水族館で暮らす「アース」と「リン」、そして神戸須磨シーワールドの「ステラ」など、各水族館の個性豊かなシャチたちの魅力が紹介されています。

巻頭特集！水族館写真家のかぶつ

また、巻頭特集では、水族館写真家として知られる「かぶつ」さんの新作写真とインタビューが掲載されています。名古屋港水族館の協力を得たこの特集では、シャチの表情豊かな写真が大判サイズで楽しめ、さらに彼らの生態に対する理解を深めることができます。

シャチとトレーナーの絆

本書における一つの見どころは、シャチのトレーニングに関するセクションです。シャチのトレーナーを務める方々のインタビューを通じて、トレーニングの裏側や、シャチとトレーナーの深い絆がどのように築かれているかを探ります。特に、布留川夕香里さんによる「一目惚れから始まったシャチとの日々」のエピソードは、心温まるストーリーです。時間をかけて改善されていくトレーニングと、その中で生まれる深い信頼関係に感銘を受けること間違いなしです。