小学生向け学習まんが『SDGsのひみつ⑭ 海の豊かさを守ろう』
株式会社カネカ(東京都港区、社長:藤井 一彦)は、株式会社Gakken(東京都品川区、社長:南條 達也)と協力し、小学生を対象にした学習漫画「SDGsのひみつ⑭ 海の豊かさを守ろう」を共同で制作しました。この作品は、環境問題の重要性を未来を担う子どもたちに伝えることを目的としており、特に海洋資源の保護と持続可能な利用について深く理解してもらうことを目指しています。
今回の漫画は、SDGs(持続可能な開発目標)の第14項目に基づいており、環境教育として特に重視されています。カネカが開発した生分解性バイオポリマー「Green Planet」は、本書の主題の一つです。この素材は100%バイオマス由来で、土壌や海水中でも容易に分解される特性を持ち、プラスチックによる海洋汚染の解決に寄与することが期待されています。
漫画は、日本全国約20,000の小学校や3,200の公立図書館、800の児童館に24,000部が寄贈される予定です。具体的には、教育現場で利用され、子どもたちの環境意識を高めるアプローチとして広く受け入れられることを目指しています。
目次
- - プロローグ:生分解性バイオポリマーってなに?
- - 第1章:海に広がるプラスチックごみ
- - 第2章:プラスチックは便利
- - 第3章:グリーンプラネットの開発研究
- - 第4章:みんなに知ってもらおう!
- - エピローグ:カガクでネガイをカナエル
この漫画は、長年の歴史を持つGakkenの「学研まんがでよくわかるシリーズ」の特別編として位置づけられています。シリーズ全体では、様々なテーマが扱われており、公益社団法人日本PTA全国協議会からの推薦図書としても認められています。
環境意識を育む意義
カネカは、プラスチック汚染などの環境問題解決に向けて、Green Planetを利用した独自の環境教育プログラムの提供も行っています。将来的には、子どもたちが環境問題に敏感になり、持続可能な生活を実践するためのきっかけを創出していくことが当社の目標です。
本書を通じて、子どもたちが海洋資源の保護の重要性や、環境問題に対する意識を深め、自らの未来にどう貢献できるかを考える機会を提供したいと考えています。
なお、「SDGsのひみつ⑭ 海の豊かさを守ろう」は一般販売されておらず、特別に以下のウェブサイトで無料公開されています。ぜひチェックして学びを深めましょう。