ヘビメタと葬儀
2025-06-03 12:56:41

友引の日限定! 葬儀場でヘビメタライブが楽しめる新たな試み

友引の日限定! 葬儀場でヘビメタライブが楽しめる新たな試み



音楽と葬儀、両方の真剣な想いを込めた新しいプロジェクトが始まります。これまでの葬儀場とは一線を画す試みが実現しました。2025年6月9日、ロックの日に、埼玉県さいたま市に位置する葬儀場で、一日限定のヘビメタライブを予約できることが発表されました。このプロジェクトは、株式会社KOTOBUKIとさいたま葬儀連盟の協力によって実施されます。

葬儀場がライブハウスに!



新型コロナウイルスの影響で多くのバンドがライブ活動を休止せざるを得ない中、ヘビメタ音楽を愛する人々のために、2023年4月、この葬儀場に防音防音対応のライブハウスが設置されました。この独自のスペースは、「友引の日」にのみヘビメタのライブに利用されるようになります。葬儀という深刻なイベントにおいて、友引の日に限っては、音楽の力でお別れをより特別なものにする試みです。

代表・関根信之の想い



葬儀場の代表であり、自身もヘビメタバンドのボーカルとして活動している関根信之氏は、「友引の日には葬儀場に合わせて自分もライブ仕様に変わる」と語ります。このアイディアは、葬儀を新たな形で祝うためのものであり、同時に悲しみも軽減したいという強い願いからきています。そして、ヘビメタの音を通じて、友人や愛する人に別れを告げる場が提供されるのです。

“810”が込められた意味



ライブ会場の名前には「LIVETHEATER+810PLUSHEART」と名付けられています。これは「810」という数字がエンジェルナンバーであり、人生を良い方向へ導いているという意味が込められています。また、「810」はハートにも繋がり、「心」を重要なキーワードとしても扱っています。これは、すべての場面で心が必要というメッセージで、参加者たちに特別な体験を提供する願いが込められています。

コロナ禍からの必要性



新型コロナウイルスの影響で、葬儀や音楽の業界は多くの懐疑的なダメージを受けました。しかし、コロナを契機に配信ライヴの需要が高まり、これが新たなビジネスチャンスにもなったのです。特に、遠くに住む家族や友人が葬儀に参加できるように、リモートでの配信を可能にする設備を整えることは、非常に価値のある試みとされました。

3面LEDビジョンを使った配信設備により、どんな映像でもタイミングよく演出ができるため、ユニークな葬儀を実現します。それに加えて、ヘビメタバンドのファンが遠隔で楽しむことも可能に。楽器の演奏する場も、オンラインでの参加ができる新しい形が生まれようとしています。

まとめ



この新しい試みは、特に音楽やヘビメタに情熱を持つ人々にとって、心温まる別れの場を提供し、また音楽を通して大切な人との絆を深める機会となります。年月を重ねてきた音楽業界と葬儀業界が組み合わさることで、これまでにない新しい文化が生まれようとしています。葬儀を通じて、音楽の力が持つ特別な魅力を改めて実感できる場になるでしょう。興味がある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく。


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