一休寺のライトアップ
2025-04-16 10:54:40

一休寺で楽しむ「陰翳礼讃」ライトアップイベントの魅力

一休寺で楽しむ『陰翳礼讃』ライトアップイベントの魅力



2025年5月6日、京都府京田辺市に位置する酬恩庵一休寺にて、特別なライトアップイベント『陰翳と瞑想の世界翠のライトアップ』が開催されます。このイベントは、クラウドファンディングサイト「READYFOR」での多くの支援をいただき、目標金額を達成して実現したものです。

この日、17時30分から開門し、20時30分までの時間、特別にライトアップされた一休寺の姿をお楽しみいただけます。一般公開は5月6日のみですが、前日の5月2日から5日までの期間は支援者限定での特別公開。多くの人々が訪れることが予想されます。

照明デザイナーとのコラボ


本イベントでは、著名な照明デザイナー原田武敏さんが手がけた「光と陰」がテーマの演出が行われます。谷崎潤一郎の名随筆『陰翳礼讃』を基にしたこのイベントでは、光と影の美しい調和を体感することができ、静寂の中で心を落ち着け別世界に浸ることができます。幽玄の世界が一休寺の境内を包み込み、訪れた人々に新たな感動を与えることでしょう。

地域との共鳴


また、地域とのつながりを考慮した「フィールアンビエント-KYOTANABE」というアート共同体との特別なコラボレーションも実施されます。まちと人の共鳴をテーマにしたこの団体は、京田辺市を拠点にユニークなアート活動を展開しており、五感で感じることを通じて新しい文化を創出することを目指しています。

例えば、彼らが2024年に行った環境音をテーマにしたワークショップや、展覧会では多くの観客が参加し、地域文化の活性化に貢献してきました。こうした共同作業を通じて、この日限りの特別な体験が創出されます。

イベント参加に向けて


イベント参加希望者は、前売り券の購入が必須です。大人1,500円、中高生800円、小学生500円の料金設定で、駐車場は500円(要予約)。なお、通常拝観は17時で終了し、その後一度退出する必要があるため、早めの来場をおすすめいたします。

近鉄新田辺駅から一休寺へのピストンバスも運行予定で、詳細は後日公式サイトにて発表されるとのこと。これにより、公共交通機関を利用する方でも参加しやすい配慮がなされています。

地域文化の再発見


このライトアップイベントは、地域の文化資源としての寺院の価値を再発見することが期待されています。本イベントを通じて、京田辺市民の皆様をはじめ、多くの方々に心の安らぎを提供し、文化資源の重要性を再認識していただければと主催者は願っています。

ぜひ、特別な一夜を一休寺でお楽しみください。静寂の中で光と影が織りなす美しい景色に、心が洗われること間違いなしです。


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