NAFCA新体制始動
2024-12-27 10:34:48

新代表理事就任で日本アニメフィルム文化連盟の未来を拓く

NAFCAの新代表理事就任に伴う展望



日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は2024年12月27日付で、新たに理事の福井智子と咲野俊介が代表理事となることを発表しました。これにより、NAFCAは次のステージへと進むことになります。現在の代表理事、植田益朗は現職を退き、顧問へと移行します。

NAFCAの成り立ちと新体制の意義


2023年4月に設立されたNAFCAは、アニメ業界のクリエイターを支援し、その未来を切り拓くために多様な活動を行っています。本年には第一回アニメータースキル検定を実施し、約350名の受検者が集まりました。制度の整備はもちろん、アニメーションに関わるクリエイター同士の連携も何より重要です。

新たに就任する福井智子は、デジタルハリウッド大学の教授であり、数々のアニメ作品で動画監督を務めた経験を持つ実力者です。彼女は「声優とアニメーターの両者が協力し合うことで、アニメ制作がより良いものになる」と述べ、業界の改善に向けた具体的なアプローチを強調しています。

福井氏と咲野氏のビジョン


福井新代表理事は「急迫した問題点として、アニメーター技術の継承に直面している」とし、アニメータースキル検定の重要性を語ります。アニメーションをより広く認知させ、人材を育成することは彼女の長年の願いでもあります。

咲野俊介は「アニメクリエイターと声優が抱える課題が共通していることに気づいた」と語り、慢性的な人材不足や技術の継承がアニメ業界の未来に影を落としていると警鐘を鳴らします。彼は、アニメの未来を担うために福井氏と連携し、共にNAFCAの活動を推進していく決意を表明しています。

植田益朗顧問の言葉


植田益朗顧問は、設立当初からの活動に感謝の意を示し、これからは顧問として団体のサポートを行っていく意向を明らかにしました。「アニメーションを担うクリエイターが主導権を持つ団体でなければならない。この新しい体制がアニメ業界の明るい未来をつくっていく」と期待を寄せています。

NAFCAの将来に向けて


日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)は、「アニメに未来があることを信じたい」というスローガンのもと、製作現場やクリエイターの意見を両立させながら業界の課題に取り組んでいます。福井新代表理事と咲野新代表理事が中心となり、さらなる発展を目指した活動を行うことでしょう。

NAFCAの公式サイト(https://nafca.jp/)では、今後も新体制の詳細な活動内容やイベント情報が更新されていく予定です。アニメ業界の健全な発展に寄与すべく努めていくNAFCAを、我々も引き続き応援していきましょう。


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